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フォールトトレランスとは?ふぉーるととれらんす

フォールトトレランスとは、構成要素の一部が故障しても、システム全体としての機能を落とさずに動き続ける設計思想。冗長化した部品を並列に動かし、故障した側を自動で切り離して残りで処理を続ける。故障そのものを起こさせない方向のフォールトアボイダンスと対になる考え方である。

最終更新:2026-10-07

試験情報

高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2018年度〜2024年度)。

高度試験・午前I(全区分共通)の頻出用語/午前I(全区分共通)

別名:耐障害性

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背景

部品の故障率をどれだけ下げても0にはならず、24時間動き続ける社会基盤ではいつか必ず壊れる。ならば「壊れない部品を作る」方向だけでなく、「壊れても止まらない構成にする」方向へ投資したほうが現実的だ、という割り切りから生まれた。どちらへ寄せるかは、止まったときの損害と冗長化にかかる費用を比べて決める。

具体例

無停止コンピュータとして知られるNECのFT ServerやHPE NonStopは、CPUやメモリまで二重化しておき、片方が故障しても処理を続けたまま部品を交換できる。同じ考え方を記憶装置に適用したのがRAID1のディスク二重化である。

試験での引っ掛け

似た設計思想の名前の対応が定番の出題。フォールトアボイダンスは故障の発生自体を防ぐ、フェールセーフは故障時に安全側へ倒す、フェールソフトは機能を縮退させて運転を続ける、フールプルーフは誤操作されても危険にならないようにする、という違いを取り違えないこと。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2018年度〜2024年度)
  • 分野:午前I(全区分共通)
  • 似た設計思想の名前の対応が定番の出題。