フォールトアボイダンスとは?ふぉーるとあぼいだんす
フォールトアボイダンスとは、高品質な部品の採用、十分なテスト、設計の単純化などによって、故障そのものの発生を減らそうとする考え方。故障が起きる前提で継続性を確保するフォールトトレランスとは対の関係にあり、実際の設計では両方を組み合わせる。
最終更新:2026-10-07
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産業用機器に民生品より高い温度耐性の部品を選び、レビューと信頼性試験を厚くするのがこの方向。一方、宇宙機のように交換できない環境では回避だけでは限界があるため、多重化して故障後も動くフォールトトレランスを併用する。
試験での引っ掛け
「冗長構成を組む」はフォールトアボイダンスではなくフォールトトレランス側の施策。回避は故障の発生確率(MTBFの改善)に、トレランスは故障後の挙動に効く、という効き先の違いで整理すると取り違えにくい。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問5(IPA)
システムの信頼性設計に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:フォールトアボイダンスとは、システム構成要素の個々の品質を高めて故障が発生しないようにする概念である。
要点:フォールトアボイダンスは故障の発生自体を防ぐ考え方
フォールトアボイダンスは、構成要素そのものの品質や信頼性を高めて故障の発生自体を避けようとする考え方である。これに対し、故障が起きることを前提に影響を抑えるのがフォールトトレランスであり、両者は対になる概念である。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 1. システムの構成 > (7) 信頼性設計に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。