スプリントレビューとは?すぷりんとれびゅー
スプリントレビューとは、スクラムで、スプリントの最終日に完成したインクリメント(動く成果物)を利害関係者へ示し、意見を受けてプロダクトバックログを見直す場。作ったものそのものを検査し、次に何を作るかの判断材料を得ることが目的になる。
最終更新:2026-10-07
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作り終えてからまとめて見せる進め方では、方向違いに気づくのが数か月後になり、手戻りの量が取り返しのつかない大きさになる。短い反復ごとに実物を触ってもらえば、認識のずれをその周期の分だけで止められる。検査と適応を定期的に強制するための場として、スプリントの終端に固定されている。
具体例
2週間スプリントの最終日に実際の画面を操作して見せ、営業部門から「絞り込みに年度がほしい」と要望が出る。その場で仕様は確定させず、バックログの新しい項目として積み、優先順位はプロダクトオーナーが後で判断する。
試験での引っ掛け
スプリントレトロスペクティブとの対象の取り違えが定番で、レビューは作ったもの、レトロスペクティブは作り方(プロセス)を見直す場。日々の計画調整を行うデイリースクラムとも別物。承認を得る会議ではなく、資料の説明だけで動くものを見せない運用は趣旨から外れる。
関連用語
出た過去問
出典:令和2年度 10月試験 高度試験 午前Ⅰ 問17(IPA)
アジャイル開発手法の説明のうち、スクラムのものはどれか。
正解:プロダクトオーナなどの役割、スプリントレビューなどのイベント、プロダクトバックログなどの作成物、及びルールから成るソフトウェア開発のフレームワークである。
要点:スクラムは役割・イベント・作成物・ルールから成る反復開発の枠組み
スクラムは、プロダクトオーナ・スクラムマスタ・開発者という役割、スプリントプランニングやスプリントレビューなどのイベント、プロダクトバックログやインクリメントといった作成物、そしてそれらを結び付けるルールから構成される軽量なフレームワークである。短い反復(スプリント)ごとに動くソフトウェアを作り、検査と適応を繰り返す点が特徴である。
出典:令和4年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問17(IPA)
スクラムのスプリントにおいて、(1)~(3)のプラクティスを採用して開発を行い、スプリントレビューの後にKPT手法でスプリントレトロスペクティブを行った。"KP…
正解:次のスプリントからは、スタンドアップミーティングにタイムキーパーを置き、終了5分前を知らせるようにする。
要点:KPTのTryは次に試す改善策
KPTはKeep(今後も続けること)、Problem(問題として認識したこと)、Try(次に試すこと)の3つで振り返りを整理する手法である。Tには、問題を踏まえて次のスプリントで新たに試す改善策が該当する。
出典:令和7年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問17(IPA)
スクラムにおいて繰り返し実行するイベントのうち、ステークホルダに作業の結果をプレゼンテーションして、プロダクトゴールに対する進捗について話し合い、必要に応じてス…
正解:スプリントレビュー
要点:スプリントレビューは成果を示し進捗とスコープを調整する
スプリントレビューは、スプリントの成果であるインクリメントをステークホルダに提示し、フィードバックを得る場である。プロダクトゴールに対する進捗を確認し、必要ならプロダクトバックログや今後のスコープを調整する。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 1. 開発プロセス・手法 > (1) ソフトウェア開発手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。