電子メールとは?でんしめーる
電子メールとは、文章やファイルを、宛先のメールアドレス宛にネットワーク経由で送り届ける仕組み。相手が受信していなくても送信でき、受け取り側が都合のよいときに読める非同期のやり取りである点が、電話や会議と使い分ける基準になる。同報・転送・添付といった機能と、それに伴う情報漏えいのリスクが問われる。
最終更新:2026-10-10
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郵便や電話しかなかった時代は、相手が席にいるかどうかで連絡の可否が決まり、資料は物として運ぶしかなかった。電子メールは、宛先さえ分かれば時間帯や所在に関係なく届き、複製が一瞬で複数の相手に渡る点で仕事の進め方を変えた。一方で誤送信が取り消せない性質を持つため、業務での利用ではCcとBccの使い分けや添付ファイルの扱いが規程で定められる。
具体例
サイボウズやGoogle Workspaceを導入した職場では、稟議の依頼や議事録の共有を電子メールで行い、受け取った側が空き時間に処理する。急ぎの相談はチャットや電話、記録を残したい連絡は電子メール、という形で手段を使い分ける運用が一般的である。
試験での引っ掛け
同報のCcとBccの違いが頻出で、Ccは宛先が全員に見え、Bccは他の受信者に見えない。取引先へ一斉送信する際にCcを使うとメールアドレスの流出になる。また電子メールは経路上で内容を読み取られうるため、機密情報の送信には暗号化や別経路でのパスワード通知が求められる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問17(IPA)解説で登場
グループウェア導入の目的として、適切なものはどれか。
正解:共同作業の場を提供することによって、組織としての業務効率を高める。
要点:グループウェアは情報共有で組織の共同作業を効率化する
グループウェアは、電子メール・電子掲示板・スケジュール管理・文書共有・ワークフローなどを備え、組織のメンバーが情報を共有して共同作業しやすくするソフトウェアである。導入の目的は、情報伝達を円滑にして組織全体の業務効率を高めることにある。機器制御はファームウェア、セキュリティ強化はUTM等の製品、開発期間短縮はパッケージソフトの導入目的である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問75(IPA)
PC間で電子メールを送受信する場合に、それぞれのPCとメールサーバとのやり取りで利用される通信プロトコルに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:PCから送信するときはSMTPが利用され、受信するときはPOPが利用される。
要点:送信はSMTP、受信はPOP(またはIMAP)
電子メールでは、PCからメールサーバへ送り出すときと、サーバ間で転送するときにSMTPが使われる。一方、自分宛てに届いたメールをサーバから取り出すときにはPOP(POP3)やIMAPが使われる。送信=SMTP、受信=POPと対応付けて覚えるとよい。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問84(IPA)
業務中に受信した電子メールの添付文書をワープロソフトで開いたら、ワープロソフトが異常終了した。受け取った電子メールがウイルスを含んでいた可能性が考えられる場合、…
正解:PCをネットワークから切り離した後、速やかにシステム管理部門の担当者に連絡する。
要点:感染が疑われたら隔離し、速やかに管理部門へ連絡する
ウイルス感染が疑われる場合は、まず被害の拡大を防ぐことが最優先である。ネットワークから切り離して他の機器への感染を止め、次に速やかにシステム管理部門へ連絡して指示を仰ぐのが正しい手順である。自己判断での再インストールや再現操作は証拠を失わせたり被害を広げたりするおそれがあり、全社員への独断のメール送信も混乱を招くため避けるべきである。
出典・参考
公式シラバスの3 システム戦略 > 19. 業務プロセス > (3) IT の有効活用に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。