抵当権とは?ていとうけん
抵当権とは、お金を貸した側が、借り手の不動産を担保に取る権利。借り手はその家に住み続けたまま担保に入れられるのが特徴。返済が滞ると、貸し手は競売にかけて売却代金から優先的に回収できる。登記記録の乙区に記載される。
FP3級を最短で暗記・合格する →抵当権の具体例は?
住宅ローンで3,000万円借りて家を買うと、銀行がその家と土地に抵当権を設定する。完済すると自動では消えないので、抵当権抹消登記を自分で(または司法書士に頼んで)申請する必要がある。抹消を忘れたまま放置すると、いざ売却や借り換えをするときに手続きが止まってしまう。
抵当権は試験でどう引っ掛けられる?
同じ不動産に複数の抵当権を設定できる(1番抵当・2番抵当)。優先順位は登記の順番で決まる。「1つしか設定できない」は誤り。また、抵当権は土地と建物に別々に設定される。
抵当権と関連する用語は?
抵当権が出た過去問は?
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問21(IPA)解説で登場
不動産の登記記録において、所有権に関する登記事項は、権利部の甲区に記録される。
正解:正しい(〇)
要点:所有権は権利部の甲区、それ以外は乙区
正解は〇。不動産の登記記録は、表題部(所在・面積など土地建物そのものの情報)と権利部に分かれ、権利部はさらに甲区と乙区に分かれます。甲区には所有権に関する事項(誰が所有者か、差押えの有無など)、乙区には所有権以外の権利(抵当権、賃借権など)が記録されます。「甲=所有、乙=それ以外」。家を買うときは、まずここで本当の所有者と借金の担保状況を確かめます。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問24(IPA)解説で登場
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問10(IPA)解説で登場
土地の登記記録に関する下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる記録事項の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
正解:(ア)土地の所在や地積 (イ)所有権移転登記 (ウ)賃借権設定登記
要点:表題部は現況、甲区は所有権、乙区はそれ以外
登記記録は表題部と権利部に分かれます。表題部には土地の所在・地番・地目・地積といった物理的な現況が記録されます(ア)。権利部の甲区には所有権に関する事項、すなわち所有権保存登記・所有権移転登記・差押えなどが記録されます(イ)。乙区には所有権以外の権利、抵当権・賃借権・地上権などが記録されます(ウ)。したがって(ア)土地の所在や地積、(イ)所有権移転登記、(ウ)賃借権設定登記の組み合わせが正しく、3が正解です。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。