ステッピングモータとは?すてっぴんぐもーた
ステッピングモータとは、巻線への通電相を順番に切り替えることで、1パルスあたり決まった角度だけ回るモータ。パルス数が回転角、パルス周波数が回転速度にそのまま対応するため位置センサなしの開ループで位置決めができ、停止中も励磁を続ければ保持トルクが得られる。
最終更新:2026-10-06
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位置決めをサーボで組めばエンコーダとその配線、偏差を回す制御器まで要る。プリンタの紙送りや監視カメラの首振りのように負荷が既知で外乱が小さい機構なら、そこまで払わずに数えたぶんだけ回る部品で足りる。ステッピングモータはこの割り切りを部品側で成立させたもので、センサと配線を減らす代わりに脱調のリスクを設計者が引き受ける、という形のトレードオフになっている。
具体例
1.8度/ステップの2相品なら200パルスで1回転する。エプソンやブラザー工業のインクジェットプリンタの紙送りでは、台形加減速のパルス周期表を持たせて共振域を素早く通り抜ける。マイクロステップ駆動で相電流を正弦波状に配分すれば、分解能と静粛性をさらに上げられる。
試験での引っ掛け
脱調しても開ループなので機器側は検知できず、「送ったパルス数=現在位置」という前提だけが静かに崩れる。電源投入時と一定回数ごとに原点センサで取り直す設計が要る。保持トルクのため停止中も電流を流す=待機電力を食う点も、電池駆動の製品では効いてくる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。