TTL・ホップリミットとは?てぃーてぃーえる・ほっぷりみっと
TTL・ホップリミットとは、TTL(Time To Live、IPv4)とホップリミット(IPv6)は、パケットがルータを通過するたびに1減算され、0になった時点で破棄されるフィールド。経路のループによる無限中継を防ぐ。破棄したルータはICMPの時間超過を返すため、tracerouteはこの値を1から順に増やして経路上のルータを一つずつ特定する。
最終更新:2026-10-06
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経路情報が食い違えば、パケットは同じ区間を往復し続けて回線を埋め尽くす。経路制御の側で矛盾を完全に無くすのは現実的でないため、パケット自身に寿命を持たせ、誤りがあっても有限の中継回数で消えるようにした。IPv6で名称がホップリミットへ変わったのは、実態が時間ではなく中継回数だったからで、役割そのものは変わっていない。
具体例
IoTゲートウェイの経路設定を誤ってループを作っても、この値が0になった時点でパケットは捨てられ、輻輳が無限に続くことはない。tracerouteはTTLを1、2、3…と増やして送り、返ってくる時間超過メッセージの送信元から経路を割り出す。
試験での引っ掛け
名前は時間でも、実体は中継回数のカウンタ。DNSレコードのTTL(キャッシュを保持する秒数)は同じ綴りで本当に秒であり、別物として並べられる。組込みの文脈ではTTL(Transistor‑Transistor Logic、電源5V系のロジックレベル)も同じ綴りで出るため、設問がネットワークの話か回路の話かで意味を確定させる。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問16(IPA)
TTLレベルの2入力AND回路を3入力AND回路にするために入力部に回路を追加した。3入力AND回路として、適切なものはどれか。
正解:2本の入力線それぞれにダイオード(カソードが入力側、アノードが接続点側)を介して1点で接続し、その接続点を抵抗でVccに接続(プルアップ)してから2入力AND素子の一方の入力へ、3本目の入力線は直接AND素子のもう一方の入力へ入れる構成
要点:プルアップ抵抗とダイオードでAND入力を追加できる
2入力AND素子の一方の入力に、2本の入力線をそれぞれダイオード経由で接続し、その共通点をプルアップ抵抗でVccに引き上げると、どちらかの入力がローになったときダイオードが導通して共通点がローに引き下げられる。両方がハイのときだけ共通点がハイに保たれるので、この部分がダイオードANDとして働き、全体で3入力ANDが実現できる。プルダウン抵抗にすると導通条件が逆になり、OR的な動作になってしまう。
出典:令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問13(IPA)
TTLレベルの2入力AND回路を3入力AND回路にするために入力部に回路を追加した。3入力AND回路として、適切なものはどれか。
正解:Vccから抵抗を介した接続点に、入力2本からのダイオードを接続し、その接続点をAND回路の1入力とする構成(プルアップ、ダイオード向きパターン1)
要点:プルアップ抵抗とダイオードでAND入力を追加できる
2入力AND素子の一方の入力に、2本の入力線をそれぞれダイオード経由で接続し、その共通点をプルアップ抵抗でVccに引き上げる構成を取る。どちらかの入力がローになるとダイオードが導通して共通点がローに引き下げられ、両方がハイのときだけ共通点がハイに保たれるので、この部分がダイオードANDとして働き全体で3入力ANDになる。プルダウン抵抗にすると導通条件が逆になり、AND条件として機能しない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。