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経験曲線とは?けいけんきょくせん

経験曲線とは、累積生産量が倍になるごとに、単位あたりのコストが一定の比率(おおむね10〜30%)で下がるという経験則。作業者の習熟、工程の改善、設計や部品調達の見直しが積み重なった結果として現れる。先発が累積量で先行するほど、後発はコストで追いつきにくくなる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

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背景

同じ製品を作り続けると単価が下がるという現場の実感を、累積量に対する一定比率という形へ定量化したのが経験曲線。ボストン・コンサルティング・グループがPPMの理論的な裏づけとして用い、シェアを取ることがそのままコスト優位になるという戦略論の土台になった。量産数が原価を決める組込み製品では、事業戦略の前提に置かれる考え方になる。

具体例

半導体やリチウムイオン電池のように累積出荷量が桁で伸びる製品では、単価の低下が長期にわたって続く。累積が倍になるたびに20%下がるなら、後発が同じ価格で並ぶには累積量の差そのものを埋める必要がある。初期に赤字を覚悟してシェアを取る価格設定は、この先取りとして説明される。

試験での引っ掛け

横軸は累積生産量であって単年の生産量ではない。単年の量で固定費を薄める効果は規模の経済で、別物。また放っておいて下がるのではなく、改善を続けて初めて実現する。設計変更で作り方が大きく変われば、習熟は積み上がり直しになる点も見落としやすい。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 横軸は累積生産量であって単年の生産量ではない。