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関数従属とは?かんすうじゅうぞく

関数従属とは、属性集合Aの値が決まれば属性集合Bの値がただ一つに定まるとき、BはAに関数従属するといい、A→Bと書く。Aを決定項(決定子)、Bを従属項と呼ぶ。正規化はこの矢印の集合だけを手掛かりに進める作業なので、どの表に分解するかは設計者の感覚ではなく従属関係から決まる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

データベーススペシャリスト試験の過去問では15回出題され、ほかに4問の解説で触れられています(2016年度〜2025年度)。

データベーススペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:関数従属性、FD、functional dependency、A→B

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背景

1つの表に業務上の別々の事実をまとめて入れると、部門名を変えるのにその部門の社員行を全部書き換える、社員が1人もいない部門を登録できない、といった更新時異状が起きる。原因は「本来ひとまとまりで管理すべき事実」が表の中に混ざっていることだが、それを議論ではなく形式的に判定するために導入されたのが関数従属である。矢印として書き出せば、どこが分解点かを機械的に指し示せる。

具体例

関係モデルを提唱したエドガー・F・コッドが正規化の土台に据えた考え方で、受注明細表なら(受注番号, 商品コード)→数量、商品コード→商品名という2本の矢印が読み取れる。後者は主キーの一部だけから決まるので、この時点で商品表への切り出しが確定する。

試験での引っ掛け

いま入っているデータでたまたま一意なだけでは関数従属ではない。業務ルール上いつでも一意に定まることが条件で、「同姓同名がいない」ような偶然を根拠にすると分解を誤る。また矢印には向きがあり、商品コード→商品名が成り立っても商品名→商品コードが成り立つとは限らない。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では15回出題(2016年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • いま入っているデータでたまたま一意なだけでは関数従属ではない。