監査ログとは?かんさろぐ
監査ログとは、誰がいつ何をしたかを後から確認できるよう、ログインやデータの参照・出力、権限の変更などを残した記録。事故が起きた際の原因究明と証拠の確保に使われ、記録が取られていること自体が不正の抑止としても働く。
最終更新:2026-10-06
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情報の持ち出しや設定の変更は、起きたその瞬間には見分けがつかず、疑いが出てから遡って確かめるしかない。そのとき記録が無ければ、犯人を絞ることも、やっていないことを示すこともできない。ISMSや内部統制の監査では、規程どおりに運用されている証跡として提示を求められるため、取得する範囲と保管の期間を先に決めておく必要がある。
具体例
顧客情報を扱うシステムで、参照・出力・権限変更の記録を保管し、漏えいが疑われたときに誰がいつどのデータを出力したかを追う。大量出力や深夜のアクセスを月次で抽出し、上長が確認して記録を残すところまでを運用として組む。
試験での引っ掛け
取得しているだけでは対策として不十分で、改ざんされない形での保護と、定期的に見る運用まで含めて評価される。管理者自身が消せる場所に置いたままでは証拠にならない。保管期間を決めずに残し続けることも、個人情報を含む場合は別の問題になる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問45(IPA)
データベースの監査ログを取得する目的として,適切なものはどれか。
正解:問題のあるデータベース操作を事後に調査する。
要点:監査ログは事後追跡のための操作の証跡
監査ログは、誰がいつどのデータにどのような操作を行ったかを記録として残すもので、事後に追跡・調査するための証跡である。不正な書換えや削除が疑われたとき、記録をたどって事実を確認し、責任の所在を明らかにできる。アクセスの拒否はアクセス制御、復旧に使うのはジャーナル(更新ログ)の役割であり、監査ログ自体はリアルタイムの防止・検知の仕組みではない。
出典:令和4年度 公開問題 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 問43(IPA)
データベースの監査ログを取得する目的として、適切なものはどれか。
正解:問題のあるデータベース操作を事後に調査する。
要点:監査ログの目的は操作の事後追跡と調査
監査ログは、誰がいつどのような操作を行ったかを記録として残すものであり、主な目的は事後の追跡と原因調査、および不正の抑止である。アクセスの拒否はアクセス制御、事前の検知はリアルタイム監視、復旧は更新ログやバックアップの役割であり、監査ログとは目的が異なる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。