踏み台とは?
踏み台とは、攻撃者が身元を隠したり社内へ入り込んだりするために、乗っ取って中継地点として使う機器のこと。自社が被害者であると同時に、他社への攻撃元となって加害者側になりうる点が問われる。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2019年度)。
ふみだい
踏み台の意味
攻撃者が身元を隠したり社内へ入り込んだりするために、乗っ取って中継地点として使う機器のこと。自社が被害者であると同時に、他社への攻撃元となって加害者側になりうる点が問われる。
踏み台の具体例
社内の一台のPCが感染し、そこを起点に他社のサーバへ攻撃が行われた結果、被害を受けた会社から自社へ連絡が来る。通信記録の提出や説明を求められ、取引先からの信用も損なわれるため、社外への影響として報告対象になる。
踏み台は試験でどう引っ掛けられる?
「自社の情報が盗まれていないから被害はない」は誤り。加害者として損害賠償や説明責任を問われることがある。また踏み台にされやすいのは公開サーバだけでなく、更新されないまま放置された機器やIoT機器も含まれる。
踏み台と関連する用語
踏み台が出た過去問
経済産業省とIPAが策定した“サイバーセキュリティ経営ガイドライン(Ver1.1)”が、自社のセキュリティ対策に加えて、実施状況を確認すべきとしている対策はどれ…
正解:自社のサプライチェーンのビジネスパートナが行うセキュリティ対策
要点:自社だけでなく委託先・取引先まで含めた対策確認が必要
サイバーセキュリティ経営ガイドラインは、経営者が認識すべき3原則の一つとして、自社だけでなく系列企業・委託先・取引先を含むサプライチェーン全体での対策を挙げている。重要10項目でもビジネスパートナや委託先の対策実施状況の把握・監査が求められる。攻撃者が対策の弱い取引先を踏み台にする事例が増えたことが背景にある。
出典:平成29年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問2(IPA)ボットネットにおいてC&Cサーバが担う役割はどれか。
正解:遠隔操作が可能なマルウェアに、情報収集及び攻撃活動を指示する。
要点:C&Cサーバはボット化した端末に攻撃を指示する中枢
C&C(コマンド&コントロール)サーバは、感染してボット化した端末に対して指令を送り、情報の窃取や踏み台としての攻撃活動を遠隔から制御する役割を担う。ボットネットの中枢であるため、C&Cサーバとの通信を検知・遮断することが感染拡大と被害の抑止に直結する。
出典:令和1年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問15(IPA)電子メールをドメインAの送信者がドメインBの宛先に送信するとき、送信者をドメインAのメールサーバで認証するためのものはどれか。
正解:SMTP-AUTH
要点:SMTP-AUTHは送信時にSMTPサーバが送信者を認証する
SMTP-AUTHは、メール送信時にSMTPサーバが利用者IDとパスワードなどで送信者を認証する拡張仕様である。認証を通らない者にメール送信をさせないため、迷惑メールの踏み台化や送信者のなりすましを防ぐ効果がある。認証は送信側サーバで行われる点が本問の要件と一致する。
出典:令和1年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問28(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。