マルウェアとは?
マルウェアとは、利用者に害を与える意図で作成された悪意あるソフトウェアの総称。ウイルス・ワーム・トロイの木馬・ランサムウェアなど多様な種類を含む上位概念である。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では35回出題されています(2016年度〜2024年度)。
まるうぇあ
マルウェアの意味
利用者に害を与える意図で作成された悪意あるソフトウェアの総称。ウイルス・ワーム・トロイの木馬・ランサムウェアなど多様な種類を含む上位概念である。
マルウェアの具体例
「ウイルスに感染した」という表現は俗称であることが多く、実際には様々な種類のマルウェアに感染している可能性がある。
マルウェアは試験でどう引っ掛けられる?
「ウイルス」はマルウェアの一分類にすぎないが、日常会話ではマルウェア全体を指す言葉として使われがちで、試験では区別が問われる。
マルウェアと関連する用語
マルウェアが出た過去問
記憶媒体を介して,企業で使用されているコンピュータにマルウェアを侵入させ,そのコンピュータの記憶内容を消去した者を処罰の対象とする法律はどれか。
正解:刑法
要点:マルウェアによる破壊行為は刑法で処罰される
マルウェアを侵入させてデータを消去する行為は、刑法の電子計算機損壊等業務妨害罪や電磁的記録毀棄などの規定で処罰の対象となる。不正アクセス禁止法はネットワーク経由で識別符号を悪用するなどしてアクセス制御を突破する行為を対象とするため、記憶媒体を直接使った今回の手口には当てはまらない。
出典:平成30年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問32(IPA)企業において業務で使用されているコンピュータに、記憶媒体を介してマルウェアを侵入させ、そのコンピュータのデータを消去した者がいたとき、その者を処罰の対象とする法…
正解:刑法
要点:媒体経由のマルウェアによるデータ消去は刑法で処罰される
記憶媒体経由でマルウェアを侵入させてデータを消去する行為は、刑法の電子計算機損壊等業務妨害罪や電磁的記録不正作出・毀棄などの規定で処罰の対象となる。不正アクセス禁止法はネットワーク経由で他人の識別符号等を使ってアクセス制御を突破する行為を対象とするため、本問の事例には当たらない。
出典:令和1年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問31(IPA)ボットネットにおけるC&Cサーバの役割はどれか。
正解:侵入して乗っ取ったコンピュータに対して、他のコンピュータへの攻撃などの不正な操作をするよう、外部から命令を出したり応答を受け取ったりする。
要点:C&Cサーバはボットへ指令を出す攻撃者側の司令塔
ボットネットは、マルウェアに感染して外部から操られる多数の端末(ボット)で構成される。C&C(Command and Control)サーバは、その司令塔としてボットへ攻撃開始などの指令を送り、実行結果や窃取した情報を受け取る役割を担う。対策としては、C&Cサーバとの通信を出口対策で遮断・検知し、感染端末を早期に特定することが有効である。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問12(IPA)ランサムウェアに分類されるものはどれか。
正解:感染したPCのファイルを暗号化し、ファイルの復号と引換えに金銭を要求するマルウェア
要点:ランサムウェアはファイルを人質に金銭を要求する
ランサムウェアは、感染したPCのファイルを勝手に暗号化したり端末をロックしたりして使えなくし、復旧と引換えに身代金(ransom)を要求するマルウェアである。金銭を支払っても復号される保証はないため、定期的なバックアップを取り、かつバックアップ媒体をネットワークから切り離して保管しておくことが最も確実な備えとなる。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問27(IPA)BYODの説明、及びその情報セキュリティリスクに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:従業員が私的に保有する情報端末を業務に利用することであり、セキュリティ設定の不備に起因するウイルス感染などの情報セキュリティリスクが増大する。
要点:BYODは私物端末の業務利用で管理外ゆえのリスクが増える
BYOD(Bring Your Own Device)は、従業員が私物の情報端末を業務に使うことをいう。端末が組織の管理下にないため、OSの更新漏れや設定不備、私的利用によるマルウェア感染などが業務データに波及するリスクが増える。
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問11(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。