ワームとは?
ワームとは、他のファイルに寄生せず、単独のプログラムとしてネットワークを介して自己増殖するマルウェア。感染速度が速く、短時間で広範囲に被害が広がりやすい。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2018年度)。
わーむ
ワームの意味
他のファイルに寄生せず、単独のプログラムとしてネットワークを介して自己増殖するマルウェア。感染速度が速く、短時間で広範囲に被害が広がりやすい。
ワームの具体例
ネットワークの脆弱性を突いて、他のコンピュータへ自動的にコピーを送り込み感染を広げるものがワームの典型例である。
ワームは試験でどう引っ掛けられる?
「宿主ファイルが必要か」がウイルスとの分岐点。ワームは宿主を必要とせず単独で動作・増殖できる。
ワームと関連する用語
ワームが出た過去問
マルウェアについて,トロイの木馬とワームを比較したとき,ワームの特徴はどれか。
正解:ネットワークやリムーバブルメディアを媒介として自ら感染を広げる。
要点:ワームは単独で自己増殖し自ら感染を広げるマルウェア
ワームは、他のプログラムに寄生することなく単独で存在し、ネットワークやリムーバブルメディアを通じて自分自身の複製を送り込み、自律的に感染を広げる点が最大の特徴である。自己増殖するかどうかがトロイの木馬との決定的な違いになる。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問27(IPA)マルウェアWanna Cryptor(WannaCry)に関する記述として,適切なものはどれか。
正解:SMBv1の脆弱性を悪用するなどして感染し,PC内のデータを暗号化してデータの復号のための金銭を要求したり,他のPCに感染を拡大したりする。
要点:WannaCryはSMBv1の脆弱性で拡散するランサムウェア
WannaCryはランサムウェアの一種で、端末内のファイルを暗号化して復号と引換えに金銭を要求する。特徴的なのは、Windowsのファイル共有プロトコルSMBv1の脆弱性を突いてネットワーク内の他端末へ自動的に感染を広げるワーム的な性質をもつ点である。このため、パッチ適用と不要なSMBv1の無効化が有効な対策となった。
出典:平成30年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問15(IPA)ワームの検知方式の一つとして,検査対象のファイルからSHA-256を使ってハッシュ値を求め,既知のワーム検体ファイルのハッシュ値のデータベースと照合する方式があ…
正解:ワーム検体と同一のワーム
要点:ハッシュ照合で分かるのは完全一致の既知検体だけ
SHA-256のようなハッシュ値による照合は、ファイルの内容が1ビットでも異なれば値がまったく変わるため、検体と完全に同一のファイルしか一致しない。したがってこの方式で検知できるのは既知の検体と同一のワームだけであり、亜種や一部を書き換えた検体は検知できない。
出典:平成30年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問16(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。