MDM・BYODとは?えむでぃーえむ・びーわいおーでぃー
MDMは組織がスマートフォンやタブレットを一元管理する仕組みで、設定の強制、アプリの配布制限、紛失時の遠隔ロックや遠隔消去を行える。BYODは従業員の私物端末を業務にも使う運用形態を指し、私用と業務が同じ端末に混ざるため、MDMを併せて管理するのが通例。
最終更新:2026-10-06
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端末を会社が配れば管理はしやすいが、費用も2台持ちの手間もかかる。私物を使わせれば負担は減る半面、退職時の業務データの回収や、私用アプリを経由した漏えいという新しい問題が生まれる。この費用と統制の綱引きを、技術の側から埋めるのがMDM、制度の側から埋めるのが利用規程と本人同意の取得という整理になる。
具体例
私物のスマートフォンで業務メールを扱う場合、業務データの領域だけを分けて暗号化し、紛失時にはその領域だけを遠隔で消す。あわせて、位置情報や私的な通信までは会社が見ないことを利用規程に明記し、本人の同意を得たうえで運用する。
試験での引っ掛け
BYODは私的利用と業務データが同じ端末に同居するため、会社支給の端末より紛失・盗難時のリスクが高い。その弱点をMDMで補うという組み合わせで問われる。私物端末の全消去は本人のデータまで消すことになり、同意なく行えば別の争いを招く点も実務上の論点になる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問11(IPA)
BYODの説明、及びその情報セキュリティリスクに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:従業員が私的に保有する情報端末を業務に利用することであり、セキュリティ設定の不備に起因するウイルス感染などの情報セキュリティリスクが増大する。
要点:BYODは私物端末の業務利用で管理外ゆえのリスクが増える
BYOD(Bring Your Own Device)は、従業員が私物の情報端末を業務に使うことをいう。端末が組織の管理下にないため、OSの更新漏れや設定不備、私的利用によるマルウェア感染などが業務データに波及するリスクが増える。
出典・参考
公式シラバスの7 システム戦略 > 4 システム活用促進・評価 > 情報システム活用の促進に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。