伝送速度(bps)とは?でんそうそくど
伝送速度(bps)とは、回線が1秒間に運べるビット数で表した通信の速さの指標で、単位はbps。カタログに載る値は符号化上の理論最大であり、実際に測れるスループットは輻輳、機器の処理能力、ヘッダや再送のオーバヘッドによってこれを下回る。この差を知らないと障害の切り分けを誤る。
最終更新:2026-10-06
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回線を選ぶとき、速さの物差しが事業者ごとに違えば比較も見積りもできない。1秒あたりのビット数という共通の尺度を置いたことで、必要な回線容量を計算で示せるようになった。ただし理論値のまま設計すると混雑時に業務が止まる。実測との差を織り込む前提が、性能設計と苦情対応の出発点になる。回線の増速で直らない遅さが多いのも、この指標だけを見てしまうことが原因である。
具体例
NTT東日本のフレッツ光クロスは最大10Gbpsをうたうが、実測はPCのNICやWi-Fi区間で頭打ちになり数Gbpsに落ちる。「遅い」という申告を受けたら契約速度を根拠にせず、端末・LAN・回線の区間ごとに実測して切り分ける。
試験での引っ掛け
カタログの伝送速度(理論値)と実際に得られるスループット(実効速度)は別物で、同一視すると誤答になる。上りと下りで値が異なるベストエフォート回線を、常時その速度が出る保証つきの帯域と読むのも典型的な取り違え。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. ネットワーク方式 > (6) 回線に関する計算に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。