エラー埋込法とは?えらーうめこみほう
エラー埋込法とは、既知の欠陥をわざとプログラムに埋め込んでテストし、埋め込んだ欠陥のうち何割が見つかったかから、もともと潜んでいた欠陥の残存数を推定する手法。バグ埋込み法とも呼び、テスト終了の判断や残存欠陥の見積りに使う。推定式は「潜在欠陥数=発見した真の欠陥数÷埋込欠陥の検出率」。
最終更新:2026-10-06
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テストをどこで止めるかは、欠陥が出なくなったことだけでは判断できない(テストが弱いだけかもしれない)。魚の個体数を推定する標識再捕獲法と同じ発想で、既知の目印をまぜて回収率を測れば母集団の大きさを逆算できる。この考え方をソフトウェアに移したのがエラー埋込法である。支援士試験では午前IIの計算問題として出るほか、脆弱性診断の網羅性を測る発想としても応用できる。
具体例
50件の欠陥を埋め込んで結合テストを実施し、そのうち40件(80%)が検出され、同じテストで真の欠陥が60件見つかったとする。潜在する真の欠陥は60÷0.8=75件と推定され、残存は約15件。IPAの『ソフトウェア開発データ白書』が示す欠陥密度と比べて多ければ、テスト追加の根拠になる。
試験での引っ掛け
分母は埋込欠陥の検出率で、埋込数を真の欠陥数に足したり引いたりするのではない。「埋込欠陥と真の欠陥の合計÷検出率」も誤りで、埋め込んだ欠陥は推定後に必ず除去する。埋め込む欠陥の種類が実際の欠陥と傾向が違えば検出率が実態を表さず、推定は歪む。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 3. 実装・構築 > (8) ソフトウェアユニットのテストに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。