ジャクソン法とは?じゃくそんほう
ジャクソン法とは、入力データと出力データの構造をそれぞれ木で表し、両者を対応付けることでプログラムの構造を導く設計技法。データの構造が決まればプログラムの構造も決まるという立場に立つデータ中心の分割技法で、木は順次・選択・繰返しの3種類の組合せだけで記述する。
最終更新:2026-10-06
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機能を勘で分割していた時代は、担当者ごとに構造がばらつき、保守の段階で意図を読み解けなくなった。扱うデータの形は業務が決めるもので設計者の好みが入りにくいため、そこを構造の根拠に据えたのがマイケル・ジャクソンの提案である。手順が決まっているので、誰がやっても近い構造に落ち、設計の再現性が上がる。
具体例
「1日ぶんのログファイル→利用者→操作記録」という入力側の木と、「月次報告書→部署→利用者ごとの行」という出力側の木を突き合わせると、利用者単位の繰返しの内側に操作記録の繰返しを置くという構造が機械的に決まる。
試験での引っ掛け
ワーニエ法との取り違えが定番で、ジャクソン法は入力と出力の両方の構造から導くのに対し、ワーニエ法は主に入力データの構造から集合を段階的に分解する。またNS図やHIPOは構造を書き表す表記法であって、構造を導く技法ではない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 2. 設計 > (9) ソフトウェア設計手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。