イミュータブルバックアップとは?いみゅーたぶるばっくあっぷ
イミュータブルバックアップとは、設定した保持期間のあいだ、上書きも削除も受け付けない形で退避データを保管する方式。WORM媒体やオブジェクトストレージの保持設定で実現し、管理者権限を奪った攻撃者でも過去の世代を消せないようにする。ランサムウェア対策の要求事項として位置づけられる。
最終更新:2026-10-06
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暗号化型のランサムウェアは、身代金以外の選択肢を奪うために、まず退避データを狙う手順を取るようになった。世代を残していても、同じ管理者権限で消せる場所にあれば意味がない。権限の強さではなく、媒体や保持設定の側で削除自体を成立させない構えが必要になった。
具体例
Amazon S3のオブジェクトロックをコンプライアンスモードで30日に設定すると、ルート権限からの削除要求も拒否される。3-2-1ルール(3世代・2媒体・1つは隔離)の「隔離」をこの設定で満たす構成が、事業継続計画の記述でよく採られる。
試験での引っ掛け
別サーバや別リージョンへ複製しただけでは該当しない。同じ認証基盤で消せる複製は、権限を奪われた時点で一緒に失われるためである。保持期間中は正規の運用者でも消せないので、誤って大量に取得すると期間が明けるまで容量を解放できない裏返しもある。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 4. 情報セキュリティ対策 > (1) 情報セキュリティ対策の種類に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。