データディクショナリ(データ辞書)とは?でーたでぃくしょなり(でーたじしょ)
データディクショナリ(データ辞書)とは、データ項目についてのメタデータ(名称、意味、型、桁数、コード体系、発生源、利用箇所)を集約して管理する仕組み。同じ「顧客コード」が部門ごとに別物になる事態を防ぎ、項目を変更したときの影響範囲を追える状態にすることが目的で、データ管理者が整備する。
最終更新:2026-10-06
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システムが部門ごとに個別に作られた結果、同じ名前の項目が別の意味を持ち、統合や連携のたびに突合できないという問題が繰り返された。データを全社の資源として一元管理する発想(リポジトリ、データ管理者の設置)の中核に置かれたのがこの辞書である。セキュリティの観点では、どの項目が個人情報や機微情報かを台帳として持つことが、アクセス制御や暗号化の対象を決める前提になる。
具体例
販売系で8桁、会計系で10桁だった「顧客コード」の食い違いが、統合前の辞書整備で判明し、設計段階で変換方式を決められた。個人情報保護の文脈では、各項目に機密区分を付けておくと、暗号化やマスキングの対象、委託先へ渡してよい範囲がそのまま導ける。
試験での引っ掛け
DBMSが持つ物理的な定義情報(システムカタログやDDL)と同一視しやすいが、辞書が管理するのは業務上の意味づけまで含む点が違う。リポジトリはプログラムや設計書も含むより広い概念である。整備しても更新の契機と責任者を決めなければ実装とずれ、「あるのに信用できない」資料になる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. データベース方式 > (2) データベース管理システムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。