NULLとは?
NULLとは、値が存在しない、または不明であることを表す標識。値ではないので、比較演算の対象にならない。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2022年度〜2025年度)。
ヌル
NULLの意味
値が存在しない、または不明であることを表す標識。値ではないので、比較演算の対象にならない。
NULLの具体例
未入力の退職日、外部結合で相手がいなかった列。
NULLは試験でどう引っ掛けられる?
COUNT(\*)以外の集約関数はNULLの行を計算対象から除外する。AVGはNULL行を件数にも含めないため、NULLを0とみなした平均とは値が異なる。この性質を利用して条件付き集計(CASE式で条件外をNULLにしてCOUNT)が書ける。
NULLと関連する用語
NULLが出た過去問
表Rと表Sに対して,次のSQL文を実行した結果はどれか。 〔SQL文〕 SELECT R.X AS A, R.Y AS B, S.X AS C, S.Z AS …
正解:A001,10,NULL,NULL / A002,20,A002,20 / A003,30,A003,30 / A005,50,NULL,NULL
要点:左外部結合は左表の全行を残し対応なしはNULLで埋める
左外部結合は、左側の表の行をすべて残し、結合条件に合う右側の行があれば連結し、なければ右側の列をNULLで埋める。左の表には4行あるのでその4行がすべて出力され、うち条件に合致する2行には右側の値が入り、残る2行はNULLとなる。右側にしかない行は結果に現れない点が要点である。
出典:令和4年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問21(IPA)“従業員”表に対して、SQL文を実行して得られる結果はどれか。ここで、実線の下線は主キーを表し、表中のNULLは値が存在しないことを表す。 〔SQL文〕 SEL…
正解:S002, S004, S007
要点:NOT EXISTSの相関副問合せは部下を持たない行を抽出する
このSQLは、相関副問合せで「自分の従業員コードを上司として持つ行が存在しない」従業員、すなわち部下を一人も持たない従業員を抽出します。表では上司欄にS001・S003・S005・S006が現れるので、これらは部下を持つ従業員です。残るS002・S004・S007が誰の上司にもなっていないため、これらが結果として得られます。
出典:令和7年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。