チェックポイントとは?ちぇっくぽいんと
チェックポイントとは、DBMSがメモリ上のバッファの内容をまとめてデータファイルへ書き出し、その時点をログに印として残す処理。再起動時にログをさかのぼる範囲がこの印までに限られるため、障害後に立ち上がるまでの時間が短くなる。取得の間隔は、平常時の書込み負荷と復旧時間の折り合いで決める。
最終更新:2026-10-06
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更新のたびにデータファイルへ書けば安全だが遅く、まったく書かなければ復旧時に膨大なログを読み直すことになる。この両極の間へ定期的な区切りを置くのがチェックポイントで、どこから読み直せばよいかを機械が判断できるようにするための印である。復旧時間目標を運用の数値として握る調整点でもある。
具体例
PostgreSQLではcheckpoint_timeoutやmax_wal_sizeが引金になり、Oracle Databaseではログ切替やパラメタで頻度が変わる。間隔を延ばせば通常時の入出力は減るが再起動が延び、縮めれば逆になる。数分から十数分の範囲で、求められる復旧時間と平常時の性能を見比べて設定するのが一般的。
試験での引っ掛け
同じ媒体の上で状態を整えるだけなので、媒体そのものが壊れれば意味がなく、バックアップの代わりにはならない。任意の過去時点へ戻すための世代を持つスナップショットとも別物。ウォームスタートとコールドスタートのどちらの復旧手順に関わるかという形でも問われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和元年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問25(IPA)
システムの本番移行が失敗するリスクに対するコントロールを監査するときのチェックポイントはどれか。
正解:利用部門を含めた各部門の役割と責任を明確にした本番移行計画が作成されていること
要点:移行失敗の統制は役割と責任を定めた移行計画の作成
本番移行が失敗するリスクへのコントロールを監査するのだから、着目すべきは移行そのものを統制する仕組みの有無である。移行手順、体制、責任分担、切戻し方針などを定めた本番移行計画が、利用部門を含む関係各部門の役割と責任を明確にしたうえで作成されていることが、監査上のチェックポイントとなる。
出典:令和3年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問25(IPA)
クラウドサービスの導入検討プロセスに対するシステム監査において、クラウドサービス上に保存されている情報の保全及び消失の予防に関するチェックポイントとして、最も適…
正解:クラウドサービスを提供する事業者が信頼できるか、事業者の事業継続性に懸念がないか、及びサービスが継続して提供されるかどうかが検討されているか。
要点:クラウドのデータ消失予防は事業者の継続性確認が要
クラウド上のデータを守るうえで、利用者が自力ではどうにもできない最大のリスクは、事業者の破綻やサービス終了によってデータへ到達できなくなることである。導入検討の段階では、事業者の信頼性と事業継続性、サービスが継続提供される見込み、終了時のデータ返却手段までを確認しておく必要がある。情報の保全と消失予防という観点に最も直結する点検項目である。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 4. トランザクション処理 > (2) 障害回復に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。