インメモリデータベースとは?いんめもりでーたべーす
インメモリデータベースとは、データを主記憶上に常駐させて処理するDBMS。ディスクI/Oを介さない応答時間を、メモリの費用とデータ量の上限、そして障害後にメモリへ載せ直す時間と引き換えに得る方式である。選ぶ基準は応答時間の要件が桁で厳しいかどうかで、単に速くしたいだけならインデックスやキャッシュの検討が先に来る。
最終更新:2026-10-06
システムアーキテクトを最短で暗記・合格する →背景
ディスクへのランダムアクセスは主記憶より桁違いに遅く、応答時間の大半がI/O待ちで決まってしまう系がある。インメモリはその待ちを消すが、消えるのは待ち時間だけで、代わりに揮発性と容量の制約が前面に出る。SAでは性能要件だけで選べず、可用性要件と併せて判断する必要があり、再起動時にデータを載せ直す時間が目標復旧時間(RTO)に収まるかが実際の分かれ目になる。
具体例
Redis や SAP HANA、Oracle Database In-Memory がこの方式を採る。証券の板情報や広告配信の入札のようにミリ秒単位が要件になる処理では選ぶ価値があるが、夜間バッチの集計のように応答時間が要件でない処理へ当てても費用に見合わない。
試験での引っ掛け
キャッシュは原本が別にある写しだが、インメモリデータベースは主記憶上のものが原本という違いがある。また「主記憶にあるから永続性がない」は誤りで、更新ログの書き出しやスナップショット、レプリケーションで耐久性は確保できる。ただし確保するほどディスクI/Oが戻り、速さという利点はその分だけ削られる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。