RESTとは?れすと
RESTとは、資源をURIで識別し、HTTPのメソッドで操作する、要求間に状態を持たない設計スタイル。状態を持たないことでサーバ台数の増減とキャッシュが効く代わりに、必要な情報を毎回送るぶん通信量が増え、複数資源にまたがる操作を1回で表せないため呼び出し回数を増やすか専用の資源を設けるかの選択を迫られる。
最終更新:2026-10-06
システムアーキテクトを最短で暗記・合格する →背景
セションをサーバ内に置く作りでは、同じ利用者を同じ機械へ寄せ続ける必要があり、増設も障害時の切り離しも素直にできなかった。RESTはその依存を要求の側へ移すことで、水平にも地理的にも広げやすくしている。SAで問われるのは、外部公開APIやサービス間のIF設計において、資源の粒度と冪等性(同じ要求を繰り返しても結果が変わらない性質)をどう置くかという判断である。
具体例
/orders/123 へのGETで注文を取得し、DELETEで取り消す。GETやPUT・DELETEは冪等なので通信断で結果が不明なときに再送してよいが、POSTは再送すると二重登録になるため、注文番号を先に発行して重複を弾く仕掛けを足すことになる。
試験での引っ掛け
「RESTだから状態を持たない」のではなく、状態を持たない設計を選んだ結果としてスケールアウトが素直になる。セションをサーバ内に置いた時点でその利点は消える。またHTTPを使ってJSONを返せばRESTというわけでもなく、動詞をURIへ入れて全てPOSTで送る作りはRPCに近い。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。