サーキットブレーカーとは?さーきっとぶれーかー
サーキットブレーカーとは、呼び出し先の失敗率やタイムアウトが閾値を超えたら回路を開き、一定時間は呼び出さずに即座に失敗を返すパターン。クローズ→オープン→ハーフオープンと状態を移し、試験的な呼び出しが通れば通常運転へ戻す。呼び出し元の資源枯渇と障害の連鎖を断つ。
最終更新:2026-10-06
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同期の呼び出しが連なる構成では、下流の1サービスが遅延しただけで上流のスレッドやコネクションが待ちに占有され、無関係な機能まで巻き込んで全体が落ちる。この連鎖を止めるには、応答しない相手を「待たずに諦める」判断を機械的に下す仕組みが要る。可用性をどの設計で担保したかは論述で問われやすい論点になる。
具体例
NetflixのHystrixやSpring Cloud Circuit Breakerは、失敗率が閾値を超えると回路を開き、あらかじめ登録したフォールバック(キャッシュ済みの一覧を返すなど)へ切り替える実装を提供している。
試験での引っ掛け
リトライと同列に置くと誤る。再試行は落ちかけた相手に負荷を足す方向、遮断はそれを止める方向で向きが逆になる。タイムアウト・リトライ・遮断・フォールバックは組で設計するもので、遮断だけを入れても代替応答が無ければ利用者から見た可用性は上がらない。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問3(IPA)
マイクロサービスアーキテクチャを採用してアプリケーションソフトウェアを設計している。障害発生による影響の範囲を局所化してシステム全体への波及を抑えるために、マイ…
正解:サーキットブレーカー
要点:エラー多発時に呼出しを遮断するのがサーキットブレーカー
サーキットブレーカーは、呼出し先のサービスでエラーが規定回数を超えて続いたら回路を開いた状態にし、以後しばらくは呼出しを行わずに即座に失敗を返す方式である。応答しない相手を呼び続けて資源を消費し、障害が上流へ連鎖的に波及するのを防ぐ狙いがある。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの4 開発技術 > 2. 設計 > (2) システム設計に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。