透明性(透過性)とは?
透明性(透過性)とは、分散システムの内部構造を利用者やアプリケーションに意識させない性質。位置透明性(どこにあるか意識しない)、複製透明性、障害透明性(一部が故障しても利用を継続できる)、規模透明性などがある。
システムアーキテクト試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2024年度)。
とうめいせい
透明性(透過性)の意味
分散システムの内部構造を利用者やアプリケーションに意識させない性質。位置透明性(どこにあるか意識しない)、複製透明性、障害透明性(一部が故障しても利用を継続できる)、規模透明性などがある。
透明性(透過性)の具体例
データベースを複数ノードに分割していても、アプリケーションからは単一の表として同じSQLで扱える状態。
透明性(透過性)は試験でどう引っ掛けられる?
障害透明性は「障害が起きない」ことではなく、「起きても利用者に見えない」こと。用語の直感と逆に感じやすい。
透明性(透過性)と関連する用語
透明性(透過性)が出た過去問
分散処理システムにおける障害透明性(透過性)の説明として、適切なものはどれか。
正解:利用者が、個々のコンピュータに障害が起きていることを認識することなく、システムを利用できること
要点:障害透明性は障害を利用者に意識させない性質
分散処理システムの透明性とは、内部の複雑さを利用者に意識させないことをいう。障害透明性はその一つで、システムを構成するどれかのコンピュータで障害が起きても、利用者はそれに気付くことなくサービスを使い続けられる性質を指す。管理者が障害を把握できることや構成の均一さとは別の概念である。
出典:平成28年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問19(IPA)WTO政府調達協定の説明はどれか。
正解:政府機関などによる物品・サービスの調達において、締約国に対する市場開放を進めて国際的な競争の機会を増大させるとともに、苦情申立て、協議及び紛争解決に関する実効的な手続を定めたものである。
要点:WTO政府調達協定は政府調達の市場開放と苦情処理手続を定める
WTO政府調達協定(GPA)は、政府機関等が行う一定金額以上の物品・サービスの調達について、締約国の供給者に内国民待遇と無差別待遇を与えて市場を開放する協定である。併せて、調達手続の透明性の確保や、供給者による苦情申立て・協議・紛争解決の手続も定めている。
出典:平成30年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問15(IPA)WTO政府調達協定の説明はどれか。
正解:政府機関などによる物品・サービスの調達において、締約国に対する市場開放を進めて国際的な競争の機会を増大させるとともに、苦情申立て、協議及び紛争解決に関する実効的な手続を定めたものである。
要点:WTO政府調達協定は政府調達の市場開放と苦情処理手続を定める
WTO政府調達協定(GPA)は、政府機関等による一定額以上の物品・サービス調達について、締約国の供給者に対して市場を開放し無差別の待遇を与える協定である。あわせて調達手続の透明性を確保し、供給者が異議を申し立てるための苦情申立て・協議・紛争解決の手続も定めている。
出典:令和3年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問15(IPA)純粋関数型言語がもつ特性の一つである参照透過性の説明はどれか。
正解:同じ引数を渡せば、関数は常に同じ結果を返す。
要点:同じ引数なら常に同じ結果を返す性質が参照透過性
参照透過性とは、式をその評価結果で置き換えてもプログラム全体の意味が変わらない性質のことである。関数が外部の状態を読み書きしないため、同じ引数に対しては常に同じ結果が返り、実行順序や実行回数に依存しないので推論やテスト、最適化が容易になる。
出典:令和6年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問8(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。