インプロセスデータベースとは?いんぷろせすでーたべーす
インプロセスデータベースとは、DBMSを常駐サーバとしてではなく、アプリケーションにリンクするライブラリとして動かす形態。SQL・索引・トランザクションは使えるが、問合せはプロセス内の関数呼出しで完結し、接続確立もプロセス間通信もネットワーク往復も発生しない。応答時間と配布の手軽さを、共有性と引き換えに得る方式である。
最終更新:2026-10-06
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端末側アプリや組込み機器、単一プロセスのバッチでは、DBサーバの常駐・接続管理・利用者認証・別立ての運用体制がまるごと過剰になる。試験環境で本番と同じSQLを軽く回したいという要求もある。インプロセス型は、DBの機能のうち共有と運用の層だけを外して、その用途に合わせたもの。システムアーキテクトでは「この機能に本当にDBサーバが要るか」という方式判断の材料になる。
具体例
SQLiteはAndroid・iOSのアプリ内保存やFirefoxのブックマーク管理に組み込まれており、ファイル1つがそのままデータベースになる。Java側ではH2やApache Derbyを単体テストの実行時だけメモリ上に起動し、本番のRDBMSと同じSQLで検証する使い方が広く行われている。
試験での引っ掛け
置き場所の話(インメモリデータベース)と動く場所の話(インプロセス)を取り違えやすい。両者は独立で、インプロセスでもディスクに永続化するものがある。複数プロセス・複数サーバからの同時更新、DBだけを別サーバへ寄せた増強、DBAによる独立した運用管理はいずれも成り立たないため、共有が要る業務データの置き場には選ばない。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問4(IPA)
組込みシステムでDBMSを用いるときには、通信のオーバヘッド、通信負荷の発生を防ぐこと、必要なメモリ容量をリソース制限内に抑えることなどを目的として、インプロセ…
正解:データベースエンジンはライブラリ形式で提供され、アプリケーションプログラムとリンクされて同一メモリ空間で動作する。
要点:アプリと同一プロセスで動くライブラリ形式のDBMSがインプロセスDB
インプロセスデータベースは、DBMSの機能がライブラリとして提供され、アプリケーションプログラムにリンクされて同一プロセス・同一メモリ空間で動作する方式である。プロセス間通信やネットワーク通信が発生しないためオーバヘッドが小さく、必要なメモリも抑えやすいので、資源制約の厳しい組込みシステムに向く。
出典:令和6年度 春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問2(IPA)
組込みシステムで DBMS を用いるときには、通信のオーバーヘッド、通信負荷の発生を防ぐこと、必要なメモリ容量をリソース制限内に抑えることなどを目的として、イン…
正解:データベースエンジンはライブラリ形式で提供され、アプリケーションプログラムとリンクされて同一メモリ空間で動作する。
要点:アプリと同一プロセスで動くライブラリ形式のDBMSがインプロセスDB
インプロセスデータベースは、DBMSの機能がライブラリとして提供され、アプリケーションプログラムにリンクされて同じプロセス・同じメモリ空間の中で動作する方式である。プロセス間通信やネットワーク通信を伴わないためオーバーヘッドが小さく、メモリ使用量も抑えやすいので、資源制約の厳しい組込みシステムに適する。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。