根本原因分析(RCA)・なぜなぜ分析とは?こんぽんげんいんぶんせきなぜなぜぶんせき
根本原因分析(RCA)・なぜなぜ分析とは、不具合をその場の応急処置で終わらせず、「なぜ」を重ねて仕組みの側の欠陥まで下りてから対策を決める進め方。着地点を担当者の不注意に置かず、手順・設計・監視のどこが事象を許したのかまで特定できたときに、はじめて再発を止められる。
最終更新:2026-10-06
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障害対応は復旧が最優先なので、通れば終わりにしたくなる。しかし切り分けの過程で見えた「たまたま助かった条件」を放置すると、同じ構成の別拠点で同じ事象が起きる。障害報告に原因と再発防止まで書かせる運用は、この持ち越しを断つためのもので、シラバスでも障害の分析と復旧は独立した節として置かれている。
具体例
「支社のインターネットが落ちた」を回線障害で終わらせず、なぜ自動で切り替わらなかったかを問うと、冗長経路の設定は入っていたが監視の対象に入っておらず、片系が数か月前から落ちたままだったことに行き着く。対策は経路の復旧ではなく、冗長構成の各系を個別に監視して片系断で警報を上げる形に変えることになる。
試験での引っ掛け
回数を5回に決めることが本質ではなく、対策を打てる水準まで下りることが目的である。「注意する」「周知する」で終わる対策は原因に届いていない証拠で、原因の連鎖が個人の責任に着地したら掘り下げ不足を疑う。「なぜ」を人に向けると責任追及になり、次から情報が出てこなくなる。向ける先は仕組みと条件である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。