FaaSとは?ふぁーす
FaaS(Function as a Service)は、処理を関数の単位で預けておき、イベントが起きたときだけクラウド側が実行環境を用意して動かすサービス形態。サーバの構築・監視・パッチ適用が不要で、課金は実行回数と実行時間に応じて発生する。
最終更新:2026-10-06
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たまにしか動かない処理のために常時起動のサーバを持つと、待機している時間ぶんの費用と保守作業がそのままかかる。実行の契機がイベントであるなら、そのときだけ環境を用意すればよい、という発想から生まれた。ネットワーク設計の観点では、実行環境が都度作られるため送信元アドレスが定まらず、接続先で送信元IPによる許可制御を前提にしていると成り立たない点が影響する。
具体例
AWS Lambdaはストレージへのファイル配置やAPI呼び出しを契機に関数を実行する。オンプレミスのデータベースへ接続させる場合は仮想ネットワーク内に配置し、接続元アドレスを固定するためにNATゲートウェイを経由させる、といった手当てが要る。
試験での引っ掛け
仮想マシンを借りるIaaS、実行基盤を借りるPaaSとの区別が問われ、実行単位が関数である点がFaaSの特徴になる。実行時間や同時実行数に上限があること、しばらく呼ばれないと初回の応答が遅くなることも設計上の制約である。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問23(IPA)
クラウドサービスで提供されるFaaSに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:利用者は、プログラムの実行環境であるサーバの管理を意識する必要がなく、その実行環境を使用することができる。
要点:FaaSはサーバ管理不要で関数を実行できるサービス形態
FaaS(Function as a Service)は、利用者が関数単位のプログラムを登録しておくと、イベントの発生に応じて事業者側が実行環境を用意して動かしてくれるサービス形態である。サーバの構築や容量設計、OSの管理を意識する必要がなく、実行時間に応じた課金となるのが一般的である。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの2 コンピュータシステム > 1. システムの構成 > (2) システム構成に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。