品質コスト(予防・評価・失敗)とは?ひんしつこすと
品質コスト(予防・評価・失敗)とは、品質のために生じる費用を、作り込みを防ぐ予防コスト、検査で見つける評価コスト、納品前に見つかった内部失敗コスト、稼働後に生じる外部失敗コストの4つに分類する考え方。品質活動への投資を金額で議論できるようにするために使う。
最終更新:2026-10-06
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品質を確保する活動は効果が目に見えないため、日程が詰まると真っ先に削られる。検証環境での事前確認も設計レビューも工数であり、省けば当座の見積りは下がる。ところが失敗の費用は稼働後に、深夜の切り戻しや業務停止という形で数倍になって現れる。同じ通貨に揃えて並べれば、前の工程へ投じた額が後ろの工程の費用をどれだけ減らしたかを示せる。
具体例
構成変更を投入する前に検証環境で設定を流して確かめる工数が予防、投入直後の疎通確認が評価、切り戻しに至った夜間作業が内部失敗、翌営業日の業務停止と原因報告が外部失敗にあたる。前の2つを厚くして後ろ2つを減らす形で提案する。
試験での引っ掛け
検査を厚くするのは評価コストの増加であって予防ではない。検査で不良を止めても、作り込まれた不良の数そのものは減らない。外部失敗コストには信用の低下という帳簿に載らない損失が含まれるため、金額だけで比べると必ず過小評価になる点も押さえる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。