抜取検査・OC曲線とは?ぬきとりけんさおーしーきょくせん
抜取検査・OC曲線とは、ロットから一部を抜き取って検査し、その結果でロット全体の合否を決める方式。OC曲線は不良率と合格する確率の関係を描いた曲線で、抜取数と合格判定個数を変えたときに、良品ロットを落とす生産者危険と不良ロットを通す消費者危険がどう動くかを読み取れる。
最終更新:2026-10-06
ネットワークSPを最短で暗記・合格する →背景
大規模な配線工事では成端点が数千に達し、全数を測定器にかける工数が現実的でないことがある。一方で通してしまった不良は、稼働後にリンクダウンや間欠的なパケット損失として表れ、切り分けに何倍もの時間を食う。どこまで抜き取れば見逃しをどの程度に抑えられるかを数値で示せるので、検査費用と受入リスクの折り合いを発注側と共通の根拠で決められる。
具体例
1,000成端のフロア配線から100本を抜き取り、ANSI/TIA-568に沿った配線試験(減衰・近端漏話・配線長の測定)で不合格2本以下なら受け入れる、と工事の受入条件に書く。OC曲線を描けば、不良率1%のロットを落としてしまう確率と、不良率5%のロットを通してしまう確率を、抜取数ごとに並べて比較できる。
試験での引っ掛け
抜取数を増やせば曲線の立ち上がりは急になり判別力は上がるが、検査工数も増える。合格は「不良ゼロ」の意味ではなく、判定を誤る危険が必ず残る。またネットワークの受入で抜取が成り立つのは同一条件で施工した均質なロットに限られ、拠点や施工班の違うものを一括りにすると母集団の前提そのものが崩れる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。