TQM・QCサークル(小集団活動)とは?てぃーきゅーえむ・きゅーしーさーくる(しょうしゅうだんかつどう)
TQMは品質を製造部門だけの課題とせず、経営方針と結び付けて全部門・全階層で継続的に高める経営手法。QCサークルは現場の少人数が自主的にテーマを選んで改善を回す活動で、TQMの現場側の担い手にあたる。上からの方針展開と下からの改善が噛み合って初めて機能する。
最終更新:2026-10-06
ネットワークSPを最短で暗記・合格する →背景
品質を検査部門という最後の関門だけで守ろうとすると、不良は作られてから見つかることになり、直す費用も納期の遅れも大きくなる。作る過程の側へ品質の責任を移し、現場が自分で測って自分で直せる形にしたのがこの考え方である。運用の世界でも同じで、障害を受け付けてから直す体制だけでは件数は減らず、当番が気づいた小さな異常を改善へ回す仕組みが要る。
具体例
全社方針の可用性目標を部門目標へ展開し、運用チームのサークルが「夜間の誤検知アラートを減らす」といったテーマを自分たちで選ぶ。しきい値と抑止条件を見直して当番の負荷を測り直し、効果が出た設定を他拠点へも広げる。改善の記録を後から検索できる形で残すことが、情報部門としての役割になる。
試験での引っ掛け
経営が数値目標を落とし込む方針管理と、現場が課題を選ぶ小集団活動は役割が別で、どちらか片方だけでは回らない。「サークル活動をやっているからTQM」とは言えない。またTQMは統計的手法の徹底と専任者の育成を軸に置くシックスシグマとは重点が異なり、全員参加と教育のほうに重心がある。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。