TQM(総合的品質管理)とは?てぃーきゅーえむ
TQM(総合的品質管理)とは、品質を製造や検査の担当だけの仕事とせず、経営層から現場までの全部門が関わって継続的に改善していく管理の考え方。事実とデータにもとづく判断、顧客から見た品質の定義、改善を個人の努力ではなく仕組みとして回すこと、の三点が柱になる。対象は製品に限らず業務プロセス全般に及ぶ。
最終更新:2026-10-06
ネットワークSPを最短で暗記・合格する →背景
検査を厳しくして不良を弾く方法では、不良を作る工程がそのまま残るので、検査の手間だけが増え続ける。しかも品質に影響するのは製造工程だけでなく、要求の聞き取り、設計、調達、運用のすべてである。そこで、不良を選り分ける発想から、不良が出ない工程を全部門で作り込む発想へ重心を移したのがTQMである。ネットワーク運用でも障害の再発防止を同じ考え方で扱う。
具体例
障害の再発防止を担当者への注意喚起で終わらせず、発生した事象を原因の型ごとに分類・集計し、件数の多い順に対策を打ち、効果を数値で測って手順書と変更手続きへ反映する。この一巡を毎期回し、記録が次の計画へつながっているかを点検する。設定ミスの削減を、人の注意力ではなく手順の側で実現する。
試験での引っ掛け
検査を厳しくして不良を選り分けることが主眼ではなく、不良を生まない工程を作ることに重心がある点を押さえる。またISO 9001のような品質マネジメントの認証を取得していることと、TQMを実践していることは別で、認証の有無は実践の証明にならない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。