ブローカ(アーキテクチャパターン)とは?
ブローカ(アーキテクチャパターン)とは、分散システムにおいて、依頼側と提供側の間に仲介役を置き、相手の所在や実装を意識せずにやり取りできるようにする構成。結合度が下がり、追加・変更がしやすくなる。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2021年度〜2025年度)。
ぶろーか
ブローカ(アーキテクチャパターン)の意味
分散システムにおいて、依頼側と提供側の間に仲介役を置き、相手の所在や実装を意識せずにやり取りできるようにする構成。結合度が下がり、追加・変更がしやすくなる。
ブローカ(アーキテクチャパターン)の具体例
ブローカ(アーキテクチャパターン)は試験でどう引っ掛けられる?
同じ「仲介」でもプロキシとは違う。プロキシは特定の相手の代理として振る舞うのに対し、ブローカは依頼側が相手を知らないまま適切な提供側へ取り次ぐ。共有の記憶域を介して連携するリポジトリパターンとも別で、ブローカが仲介するのはデータの置き場ではなく要求と応答のやり取り。
ブローカ(アーキテクチャパターン)と関連する用語
ブローカ(アーキテクチャパターン)が出た過去問
IoTで利用される通信プロトコルであり、パブリッシュ/サブスクライブ(Publish/Subscribe)型のモデルを採用しているものはどれか。
正解:MQTT
要点:MQTTはブローカ経由のPub/Sub型IoTメッセージングプロトコル
MQTTは、ブローカを介してメッセージを配送するパブリッシュ/サブスクライブ型の軽量なメッセージングプロトコルである。送信側(パブリッシャ)はトピックを指定して発行し、受信側(サブスクライバ)はトピックを購読するだけでよく、両者は互いの存在を知る必要がない。ヘッダが小さく帯域や電力に制約のあるIoT機器に向く。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問12(IPA)Pattern-Oriented Software Architectureのアーキテクチャパターンのうち、ブローカーの説明はどれか。
正解:分散環境において、サービスの登録、検索、メッセージのやり取りを行い、クライアントとサーバとの相互依存性を弱める。
要点:ブローカーは仲介役を置き分散システムの結合度を下げる
ブローカーパターンは、分散システムでクライアントとサーバの間に仲介役(ブローカー)を置くアーキテクチャである。ブローカーがサービスの登録と検索、要求と応答の中継を担うため、クライアントは相手の所在を知らずにサービスを利用でき、両者の結合度が下がる。CORBAなどが代表例である。
出典:令和7年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。