稼働率とは?
稼働率とは、全体の時間のうちシステムが正常に稼働している時間の割合。MTBF÷(MTBF+MTTR)で求める。直列構成の稼働率は各稼働率の積、並列構成の稼働率は1から各不稼働率の積を引いた値になる。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2022年度)。
かどうりつ
稼働率の意味
全体の時間のうちシステムが正常に稼働している時間の割合。MTBF÷(MTBF+MTTR)で求める。直列構成の稼働率は各稼働率の積、並列構成の稼働率は1から各不稼働率の積を引いた値になる。
稼働率の具体例
稼働率0.9の装置を2台並列にすると、全体の稼働率は1-(1-0.9)×(1-0.9)=0.99になる。
稼働率は試験でどう引っ掛けられる?
直列は掛け算(下がる)、並列は「1-不稼働率の積」(上がる)。混合構成では内側からまとめて計算する。
稼働率と関連する用語
稼働率が出た過去問
ネットワークインタフェースカード(NIC)のチーミングの説明として、適切なものはどれか。
正解:一つのIPアドレスに複数のNICを割り当て、負荷分散、帯域の有効活用、及び耐障害性の向上を図る。
要点:チーミングは複数NICを束ねて帯域と可用性を高める
チーミング(ボンディング、リンクアグリゲーション)は、複数のNICを束ねて1つの論理的なインタフェースとして扱う技術である。1つのIPアドレスのもとで通信を複数の物理ポートに分散でき、帯域を増やしつつ、片方が故障しても残りで通信を継続できる。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22(IPA)ある2局間の通信回線のアベイラビリティ(稼働率)は0.9であった。通信回線部分の二重化を行ったところ、アベイラビリティが0.999となった。このとき、新たに設置…
正解:0.990
要点:並列構成の稼働率は1−(1−稼働率)の積で求める
二重化した通信回線は並列(どちらか一方が動いていればよい)の構成なので、全体の稼働率は1−(1−0.9)×(1−x)で表される。これが0.999になるので、0.1×(1−x)=0.001、すなわち1−x=0.01となり、x=0.99が得られる。
出典:令和4年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。