クライアントサーバシステムとは?くらいあんとさーばしすてむ
クライアントサーバシステムとは、要求する側と提供する側に役割を固定し、ネットワーク越しに要求と応答をやり取りする方式。サーバは決まったポートで待ち受け、接続は必ずクライアント側から始まる。この「通信の起点が一方向に定まる」性質が、ファイアウォールで許可する向きやNAPTが成立する条件を決める前提になる。
最終更新:2026-10-06
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複数の利用者が同じデータを扱うには、データと処理を1か所へ置いて問い合わせる形が素直だった。その副産物として、通信の向きが内から外への一方向に定まった。向きが定まれば、戻りの通信は状態を見て動的に通すだけでよくなり、外から内への入口を最小限まで絞れる。境界防御の設計が成り立っているのは、この性質を前提にしているためである。
具体例
拠点の端末から本社のサーバへ向かう通信だけを許可しておけば、戻りは接続状態を見て自動的に通るので、境界に開ける穴は行き先ごとに1本で済む。ところが「センタ側から各拠点の端末へ配信を押し込む」方式に変えると、拠点のNAPTを越える必要が生じ、拠点ごとにポート転送か常時接続の仕掛けを持たせることになる。
試験での引っ掛け
ピアツーピアとの違いは役割が固定されるかどうか。P2Pは同じソフトが要求側にも提供側にもなるため通信方向を一方向に絞れず、NAPT配下では到達性の確保に別の仕掛けが要る。クライアントサーバが安全なのではなく、方向が定まるので許可範囲を絞れるだけ、という点を取り違えない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。