マイクロサービスアーキテクチャとは?まいくろさーびすあーきてくちゃ
マイクロサービスアーキテクチャとは、機能ごとに独立して開発・配置できる小さなサービスへ分割し、サービス間をHTTPやメッセージングなど軽量な手段で連携させる構成。ネットワークから見ると、1つのプロセス内で完結していた呼び出しが実通信に変わり、データセンタ内を横に流れる東西方向のトラフィックが大きく増える点が要点になる。
最終更新:2026-10-06
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単一の大きなアプリケーションでは、機能の一部を直すたびに全体を止めて入れ替える必要があり、規模が大きくなるほど変更が遅くなる。分割して個別に入れ替えられるようにしたのがこの構成である。その代償として、関数呼び出しだった部分がネットワーク越しの通信になり、応答時間に往復遅延が積み上がる。設計の判断が、アプリ側の都合だけでなく収容位置と経路の話へ及ぶようになった。
具体例
1件の利用者要求が内部で10回以上のサービス間呼び出しを生む構成では、往復遅延が0.5ミリ秒違うだけで応答時間が5ミリ秒変わる。同一ラックや同一アベイラビリティゾーンへ寄せる、接続を再利用してハンドシェイクの回数を減らす、といった配置と設定で効かせる。監視も外向きの回線だけでなく、サーバ間の通信量とセッション数を見る必要がある。
試験での引っ掛け
「疎結合だから可用性が上がる」とは限らない。同期呼び出しの連鎖が残っていると、1サービスの遅延が呼び出し元へ順に波及し、かえって広く止まる。またサービス間通信をすべて暗号化して検査する構成にすると、その処理が新たな律速になる。増えるのは通信量だけでなく、同時コネクション数と名前解決の回数でもある点も見落としやすい。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。