SoR・SoE・SoIとは?えすおーあーる・えすおーいー・えすおーあい
SoR・SoE・SoIとは、SoR(System of Record)は会計や受発注のように正確な記録の保持を目的とする基幹系、SoE(System of Engagement)は顧客や従業員との接点を担い変化に合わせて素早く作り替える系、SoI(System of Insight)は両者に蓄積したデータを分析して洞察を得る系である。求める品質が違うため、開発の進め方も分けて考える。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
同じ社内システムでも、勘定系に求められるのは10年変わらない正確さで、スマートフォンアプリに求められるのは月単位の作り替えである。これを1つの開発標準で回すと、基幹系は変更に弱いまま、接点側は手続に縛られて遅くなる。分類は「どちらの流儀で作るか」を決めるための線引きであり、2つの流儀を併走させるバイモーダルITの議論につながる。
具体例
銀行の勘定系がSoR、スマートフォンのバンキングアプリや家計簿サービスとつなぐオープンAPIがSoEにあたり、両者を疎結合につないでSoE側だけ短い周期で改修する形が採られる。蓄積した取引データから与信や不正検知のモデルを作る分析基盤がSoIである。
試験での引っ掛け
SoRは「記録のためのシステム」という意味であって、古い・劣るという意味ではなく、SoEも新しいから優れているわけではない。求める性質が違うだけである。SoR=オンプレミス、SoE=クラウドという対応でもない。モード1/モード2(バイモーダルIT)はこの区分と対応するが、同じ言葉ではない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの7 システム戦略 > 1. システム化計画 > (1) システム化構想の立案に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。