インダストリー4.0・スマートファクトリーとは?いんだすとりーよんてんぜろ・すまーとふぁくとりー
インダストリー4.0は、ドイツ政府が2011年に掲げた製造業の国家戦略で、蒸気機関・電力・自動化に続く第4の変革として工場の全工程をネットワークでつなぎ自律的に動かすことを指す。その姿を実際の工場として実装したものがスマートファクトリーで、到達点は一品ごとに違う注文を量産並みの原価で作るマスカスタマイゼーションに置かれる。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
人件費の高い先進国の工場は、同じものを大量に作る土俵では新興国に勝てない。少量多品種を段取り替えの費用をかけずに流せれば、その土俵を避けて戦える。そのために必要なのが、設備の状態と受注の情報を同じネットワークに載せ、人の指示を待たずに機械側で段取りを組み替えさせることだった。午前I(科目A-1)ではストラテジ系の用語として、IoTやCPSと並べて出題される。
具体例
シーメンスのアンベルク工場は製造装置と製品自体が情報をやり取りする生産ラインを公開しており、この構想の代表例として引かれる。日本ではコマツが建設機械と現場の測量データをつなぐスマートコンストラクションを展開している。
試験での引っ掛け
インダストリー4.0は政策・構想の名前であって特定の技術を指す語ではない。IoTやAIはそれを実現する手段の側にある。また日本政府のSociety 5.0は社会全体を対象にした構想で、製造業に絞ったインダストリー4.0とは適用範囲が違う点が問われる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。