IoT機器とは?あいおーてぃーきき
IoT機器とは、ネットワークにつながる家電、監視カメラ、センサ、複合機などの機器の総称。数が多く設置場所も分散するうえ、管理画面が初期設定のまま放置されやすい。乗っ取られて、他への攻撃の中継役(踏み台)にされる事例があり、台帳への登録と更新の管理が課題になる。
最終更新:2026-10-10
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パソコンなら、画面に出る通知やアップデートで状態に気づける。しかし、カメラやセンサには画面が無く、設置したあとは誰も気に掛けない。使う人が管理者を兼ねない場所に置かれることも多い。管理する人が不在のまま動き続ける機器は、設定が初期のまま、更新もされず、攻撃の入口になりやすい。
具体例
工場に設置した監視カメラが外部から閲覧できる状態になっていると指摘を受けた。調べると初期パスワードのまま社外から到達できる設定になっており、パスワード変更と接続範囲の制限を行い、機器一覧を情報資産の台帳へ追加した。
試験での引っ掛け
「パソコンではないから情報資産ではない」は誤り。ネットワークにつながる機器はすべて管理対象になる。またマルウェア(悪意のあるソフトの総称)の対策ソフトを入れられない機器が多く、ネットワーク側での制限が中心の対策になる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成31年度 春期 ITパスポート試験 問73(IPA)解説で登場
LTEよりも通信速度が高速なだけではなく、より多くの端末が接続でき、通信の遅延も少ないという特徴をもつ移動通信システムはどれか。
正解:5G
要点:5Gの特徴は高速・多数同時接続・低遅延の三つ
5Gは第5世代の移動通信システムで、高速大容量に加えて多数同時接続と低遅延を特徴として掲げている点がLTE(4G)との大きな違いである。IoT機器の大量接続や遠隔制御などの用途を想定して設計されている。
出典:令和2年度 10月試験 ITパスポート試験 問91(IPA)
IoT機器やスマートフォンなどの端末に搭載されているGPS機能を利用して、この端末が自らの位置情報を得る仕組みとして、適切なものはどれか。
正解:三つ以上の人工衛星が発信している電波を受信して、電波の発信時刻と受信時刻の差などから端末の位置情報を得る。
要点:GPSは複数衛星の電波の伝搬時間差で位置を求める
GPSは測位衛星が発信する電波に時刻情報を載せて送り出しており、受信側は発信時刻と受信時刻の差から各衛星までの距離を計算する。複数の衛星からの距離が分かれば自分の位置を絞り込めるため、端末は電波を受信するだけで位置を求められる。端末から衛星へ問合せを送るわけではない点が重要である。
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問92(IPA)
IoT機器からのデータ収集などを行う際の通信に用いられる、数十kmまでの範囲で無線通信が可能な広域性と省電力性を備えるものはどれか。
正解:LPWA
要点:LPWAは低速だが広域・省電力のIoT向け無線
LPWAは、通信速度を抑える代わりに数km〜数十kmという広い範囲へ電波を届かせ、しかも消費電力を非常に小さくできる無線通信技術の総称である。少量のデータを長期間送り続けるIoTのセンサ用途に向く。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。