TPM(セキュリティチップ)とは?
TPM(セキュリティチップ)とは、TPM(Trusted Platform Module)は、暗号鍵やパソコンの起動状態の記録を、外から中身を読み出せないように保護する専用のチップ。パソコンの基板に組み込まれており、鍵をチップの外へ取り出さずに暗号化・復号の処理を頼めるのが特徴で、こうした「分解しても中身を読めない」性質を耐タンパ性という。用途は大きく2つで、1つはディスク暗号化の鍵の保管、もう1つは起動時に読み込まれたプログラムの記録を残し、構成が改ざんされていないときだけ鍵を使わせる仕組み(セキュアブートとの組合せ)である。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2019年度〜2021年度)。
てぃーぴーえむ
TPM(セキュリティチップ)はどういう意味?
TPM(Trusted Platform Module)は、暗号鍵やパソコンの起動状態の記録を、外から中身を読み出せないように保護する専用のチップ。パソコンの基板に組み込まれており、鍵をチップの外へ取り出さずに暗号化・復号の処理を頼めるのが特徴で、こうした「分解しても中身を読めない」性質を耐タンパ性という。用途は大きく2つで、1つはディスク暗号化の鍵の保管、もう1つは起動時に読み込まれたプログラムの記録を残し、構成が改ざんされていないときだけ鍵を使わせる仕組み(セキュアブートとの組合せ)である。
TPM(セキュリティチップ)の具体例は?
マイクロソフトのWindows 11は、インストールの要件としてTPM 2.0を必須にしている。ディスク暗号化機能のBitLockerは暗号鍵をTPMに預け、起動時にパソコンの構成が正しいと確認できたときだけ鍵を取り出して自動的に復号する。そのためノートパソコンを盗まれてSSDだけ別のパソコンに差し替えられても、鍵を持つTPMが手元に無いので中身は読めない。
TPM(セキュリティチップ)は試験でどう引っ掛けられる?
TPMは「データを暗号化するチップ」ではなく「暗号鍵を安全にしまっておくチップ」。暗号化の処理そのものはOSやCPU側が行う点を取り違えやすい。ICカードやUSBトークンのように持ち歩く認証デバイスとも別物で、TPMは本体の基板に固定されている。またTPMがあってもログインさえされればファイルは読めるので、パスワード管理を不要にするものではない。
TPM(セキュリティチップ)と関連する用語は?
TPM(セキュリティチップ)が出た過去問は?
出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験 問73(IPA)
IoT機器やPCに保管されているデータを暗号化するためのセキュリティチップであり、暗号化に利用する鍵などの情報をチップの内部に記憶しており、外部から内部の情報の…
正解:TPM
要点:TPMは鍵をチップ内に保護する専用セキュリティチップ
TPMは、PCなどのマザーボードに搭載されるセキュリティ専用チップで、暗号鍵の生成・保管や暗号処理をチップ内部で完結させる。鍵が外部に取り出しにくい構造のため、記憶装置を抜き取られても暗号化データを解読されにくくなる。
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問73(IPA)
IoTデバイスに関わるリスク対策のうち、IoTデバイスが盗まれた場合の耐タンパ性を高めることができるものはどれか。
正解:IoTデバイス内のデータを、暗号鍵を内蔵するセキュリティチップを使って暗号化する。
要点:耐タンパ性はセキュリティチップで鍵と内部データを守る
耐タンパ性とは、機器を物理的に入手されても内部のデータを解読・改ざんされにくい性質を指す。暗号鍵をチップ内部に閉じ込めて外部から取り出せないようにするセキュリティチップでデータを暗号化しておけば、盗まれた端末を分解されても内容を読み取られにくくなる。
最終更新:2026-08-29/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。