SSDとは?えすえすでぃー
略語の意味
SSD=Solid-State Drive
動く部品を持たず、電源を切っても中身が消えない半導体の部品にデータを保存しておく記憶装置
- Solid-State
- 動く部品の無い(半導体でできた)
- Drive
- 記憶装置
SSDとは、フラッシュメモリにデータを記録する補助記憶装置。円盤を回転させて磁気で読み書きするHDDと違って動く部品がないため、読み書きが速く、静かで消費電力が小さく、落下などの衝撃にも強い。電源を切っても内容は残る不揮発性で、同じ容量ならHDDより価格が高い傾向がある。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
HDDは円盤の回転とヘッドの移動という機械の動作が速度の限界を決めており、その可動部分がそのまま故障の原因にもなる。持ち歩くノートパソコンでは、落下や振動でデータごと失う危険も避けられない。フラッシュメモリが大容量化して価格が下がったことで、機械的な動作を持たない記憶装置に置き換えられるようになった。ITパスポートでは、HDDとの比較として性質の違いが問われる。
具体例
アップルのMacBookシリーズは全機種がSSDを内蔵しており、電源を入れてから数秒で操作を始められる。使用中のノートパソコンをHDDからSSDへ交換すると、起動やアプリの立ち上がりにかかる時間が目に見えて短くなる、という置き換えの効果もよく知られている。
試験での引っ掛け
HDDとの比較で、速度・耐衝撃性・消費電力・静音性はSSDが有利、容量あたりの価格はHDDが有利という向きを取り違えないこと。またSSDは補助記憶装置であって主記憶(メモリ)ではない。電源を切ると消えるのは主記憶の側で、SSDは不揮発性なので内容が残る。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問57(IPA)
フラッシュメモリを用いたSSD(Solid State Drive)は、ハードディスクの代わりとして期待されている記憶装置である。このSSDを用いるときに留意す…
正解:書込み回数に上限がある。
要点:SSDはフラッシュメモリの書換え回数に上限がある
SSDに使われるフラッシュメモリは、記憶素子を書き換えるたびに劣化が進み、書換え可能な回数に上限がある。そのため書込みを分散させる制御などで寿命を延ばす工夫が施されている。可動部がないため衝撃に強く、シーク動作もないので断片化の影響は磁気ディスクほど大きくない。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問72(IPA)
機械的な可動部分が無く、電力消費も少ないという特徴をもつ補助記憶装置はどれか。
正解:SSD
要点:SSDはフラッシュメモリ式で可動部なし・低消費電力・高速
SSDはフラッシュメモリを記憶媒体に用いる補助記憶装置で、円盤やヘッドのような機械的な可動部分を持たない。そのため衝撃に強く、動作音が小さく、消費電力も少なく、読み書きも高速である。HDDは磁気ディスクを回転させ、CD-RWドライブやDVDドライブも光ディスクを回転させるため、いずれも可動部を持つ。
出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験 問60(IPA)
コンピュータの記憶階層におけるキャッシュメモリ、主記憶及び補助記憶と、それぞれに用いられる記憶装置の組合せとして、適切なものはどれか。
正解:キャッシュメモリ:SRAM 主記憶:DRAM 補助記憶:SSD
要点:記憶階層はSRAM→DRAM→SSD/HDDの順に低速大容量
記憶階層は、高速だが高価で容量の小さいものから順に、キャッシュメモリ・主記憶・補助記憶と並ぶ。キャッシュには高速なSRAM、主記憶には大容量で安価なDRAM、補助記憶には電源を切っても内容が残るSSDやHDDが用いられる。
出典・参考
公式シラバスの8 コンピュータシステム > 41. メモリ > (2) 記録媒体の種類と特徴に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。