補助記憶装置とは?
補助記憶装置とは、プログラムやデータを長期的に保存しておく記憶装置。電源を切っても内容が消えない不揮発性の装置で、HDD(ハードディスク)やSSD(フラッシュメモリを利用)などがある。
ITパスポートの過去問では10回出題されています(2010年度〜2025年度)。
ほじょきおくそうち
補助記憶装置の意味
プログラムやデータを長期的に保存しておく記憶装置。電源を切っても内容が消えない不揮発性の装置で、HDD(ハードディスク)やSSD(フラッシュメモリを利用)などがある。
補助記憶装置の具体例
作成した文書ファイルは補助記憶装置(SSDなど)に保存すれば、電源を切って再度起動しても読み出せる。SSDは可動部品がないためHDDより高速・省電力・耐衝撃性に優れる。
補助記憶装置は試験でどう引っ掛けられる?
主記憶(メモリ)との対比が定番。補助記憶は容量が大きく低速で、電源を切っても消えない不揮発性。主記憶は高速だが電源を切ると消える揮発性。「速さ」と「消えるか」の組み合わせを取り違えやすい。
補助記憶装置と関連する用語
補助記憶装置が出た過去問
PCのOSに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:OSはアプリケーションプログラムに対して、CPUやメモリ、補助記憶装置などのコンピュータ資源を割り当てる。
要点:OSはCPUやメモリなどの資源を割り当てる
OSの基本的な役割は、CPU時間やメモリ、補助記憶装置といった資源を管理し、実行中のアプリケーションへ適切に割り当てることである。これによって複数のプログラムが同時に動いても互いに干渉しにくくなる。OSごとにアプリとのインタフェースは異なり、ソースコードの公開も義務ではない。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問56(IPA)PCの補助記憶装置であるハードディスク装置の説明として、適切なものはどれか。
正解:ランダムアクセスが可能である。
要点:ハードディスクは不揮発でランダムアクセス可能な補助記憶
ハードディスクは磁気ディスクに磁化の向きでデータを記録する補助記憶装置で、ヘッドを目的の位置へ移動させることで任意の場所へ直接アクセスできる(ランダムアクセス)。磁気による記録なので電源を切っても内容は保たれ、CD-ROMより高速で、主記憶として使われることはない。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問63(IPA)コンピュータの補助記憶装置であるDVD装置の説明として、適切なものはどれか。
正解:読取り専用のもの、繰返し書き込むことができるものなど、複数のタイプのメディアを利用できる。
要点:DVDはレーザ光を使い読取専用から書換型まで扱える
DVDはレーザ光を用いて記録・読取りを行う光ディスクで、読取り専用のDVD-ROM、1回だけ書けるDVD-R、繰り返し書き換えられるDVD-RWやDVD-RAMなど複数の種類のメディアを扱える。ドライブは下位規格のCDにも対応するのが一般的で、小型化もされノートPCに搭載されてきた。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問70(IPA)プリンタへの出力処理において、ハードディスクに全ての出力データを一時的に書き込み、プリンタの処理速度に合わせて少しずつ出力処理をさせることで、CPUをシステム全…
正解:スプール
要点:スプールは低速な出力装置との速度差を吸収する仕組み
スプールは、印刷データをいったん補助記憶装置に書き出しておき、プリンタの処理速度に合わせて順次送り出す仕組みである。低速な出力装置の完了をCPUが待たずに済むため、その間に他の処理を進められ、システム全体の効率が上がる。断片化の解消や機器の自動認識、機能追加とは目的が異なる。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問80(IPA)機械的な可動部分が無く、電力消費も少ないという特徴をもつ補助記憶装置はどれか。
正解:SSD
要点:SSDはフラッシュメモリ式で可動部なし・低消費電力・高速
SSDはフラッシュメモリを記憶媒体に用いる補助記憶装置で、円盤やヘッドのような機械的な可動部分を持たない。そのため衝撃に強く、動作音が小さく、消費電力も少なく、読み書きも高速である。HDDは磁気ディスクを回転させ、CD-RWドライブやDVDドライブも光ディスクを回転させるため、いずれも可動部を持つ。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問72(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。