CPUとは?しーぴーゆー
略語の意味
CPU=Central Processing Unit
プログラムの命令を読み取って計算や制御を行う、コンピュータの中心の装置
- Central
- 中心の
- Processing
- 処理すること
- Unit
- 装置
CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)は、プログラムの命令を解読して演算と制御を行う、コンピュータの中心となる装置。記憶装置から命令を取り出す→解読する→実行する、という流れを高速に繰り返して処理を進める。性能の目安はクロック周波数(1秒あたりの動作回数。単位はGHz)とコア数で、処理の中核を複数持つものをマルチコアプロセッサという。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
計算する回路と、次に何をするか指示する回路を別々に組んでいた時代は、違う仕事をさせるたびに機械の配線を組み替えなければならなかった。演算と制御を1つの装置にまとめ、やらせたい手順(プログラム)だけを記憶装置から読み込ませる造りにしたことで、同じハードウェアのまま別の仕事ができるようになった。パソコンを選ぶときのカタログの数値がこの装置の話であり、試験でも「数字の意味が読めるか」という形で問われる。
具体例
家電量販店のパソコンの仕様表にある「Core i7 2.5GHz 8コア」は、インテルのCPUが1秒間に25億回の周期で動作し、処理を担う中核を8つ持つことを示している。表計算と資料作成と会議アプリを同時に動かすような使い方では、クロック周波数よりコア数が効いてくる。
試験での引っ掛け
クロック周波数が高いほど必ず速い、とは限らない。コア数や1回の動作で処理できる量でも変わるので、数値1つで優劣を断定させる選択肢は誤り。またCPUは演算と制御を行う装置であって、データやプログラムを保存しておく記憶装置(メモリ・ストレージ)ではない。画像処理に特化したGPUとの役割の違いも問われる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問73(IPA)解説で登場
複数のコンピュータを連携させ、全体を1台の高性能のコンピュータであるかのように利用する。連携しているコンピュータのどれかに障害が発生した場合には、ほかのコンピュ…
正解:クラスタシステム
要点:クラスタは複数機を束ね、障害時は他ノードが処理を引き継ぐ
クラスタシステムは複数のコンピュータを結合して1台の高性能機のように扱う構成で、1台に障害が起きても他のノードが処理を引き継ぐため、システム全体を止めずに運用できる。デュアルシステムは2系統で同じ処理をして結果を照合する構成、デュプレックスシステムは待機系を持つ構成、マルチプロセッサシステムは1台の中に複数CPUを持つ構成である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問79(IPA)解説で登場
従来のサーバが個別に備える電源装置や外部インタフェースなどをサーバ間で共有し、高密度化、省スペース化を実現したサーバシステムはどれか。
正解:ブレード型サーバ
要点:ブレードサーバは電源等を共有し高密度・省スペースを実現
ブレード型サーバは、CPUやメモリを載せた薄い基板(ブレード)を専用の筐体に多数差し込む方式で、電源装置や冷却ファン、外部インタフェースを筐体側で共有する。これにより設置スペースあたりの処理能力を高め、配線や消費電力も整理できる。タワー型やラックマウント型は各筐体が電源などを個別に備える。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問57(IPA)
クロック周波数2GHzのプロセッサにおいて一つの命令が5クロックで実行できるとき、1命令の実行に必要な時間は何ナノ秒か。
正解:2.5
要点:1命令の時間=クロック周期×必要クロック数
クロック周波数2GHzは1秒間に20億回のクロックが刻まれることを意味し、1クロックの時間は1÷(2×10^9)秒=0.5ナノ秒になる。1命令が5クロックで実行できるなら、0.5×5=2.5ナノ秒が必要な時間である。
出典・参考
公式シラバスの8 コンピュータシステム > 40. プロセッサ > (2) プロセッサの基本的な仕組みに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。