キューとは?
キューとは、最初に入れたデータを最初に取り出す先入先出(FIFO)のデータ構造。待ち行列ともいう。データを入れる操作をエンキュー、取り出す操作をデキューという。印刷ジョブの管理やイベントの順次処理、幅優先探索の実装に使われる。
ITパスポートの過去問では3回出題されています(2018年度〜2021年度)。
きゅー
キューの意味
最初に入れたデータを最初に取り出す先入先出(FIFO)のデータ構造。待ち行列ともいう。データを入れる操作をエンキュー、取り出す操作をデキューという。印刷ジョブの管理やイベントの順次処理、幅優先探索の実装に使われる。
キューの具体例
空のキューにA、B、Cの順に入れると、取り出しはA、B、Cの順になる。配列で実装する場合、先頭と末尾の位置を保持し、末尾が配列の終端に達したら先頭へ戻す環状(リングバッファ)にすると領域を無駄なく使える。
キューは試験でどう引っ掛けられる?
スタックとの取り違えのほか、環状キューで「満杯」と「空」がどちらも先頭=末尾になってしまう問題への対処(1要素分を空けておく等)が問われる。優先度付きキューは取り出し順が優先度順であり、FIFOではない。
キューと関連する用語
キューが出た過去問
複数のデータが格納されているスタックからのデータの取出し方として、適切なものはどれか。
正解:最後に格納されたデータを最初に取り出す。
要点:スタックは後入れ先出し、キューは先入れ先出し
積み上げた物を上から取っていくように、最後に入れたものを最初に取り出すデータ構造が問われている。この方式は後入れ先出しと呼ばれ、関数呼出しの戻り先の記録や式の評価などに使われる。先に入れたものから取り出す先入れ先出しの構造はキューである。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問76(IPA)先入れ先出し(First-In First-Out, FIFO)処理を行うのに適したキューと呼ばれるデータ構造に対して“8”,“1”,“6”,“3”の順に値を格…
正解:1
要点:キューは先入れ先出し、格納順にそのまま取り出される
キューは先に入れたものから先に取り出される先入れ先出しのデータ構造である。8、1、6、3の順に格納したので、取出しは格納した順のまま8、1、6、3となる。したがって1回目に8、2回目に1が取り出される。後入れ先出しのスタックと取り違えないよう、構造の違いを押さえておきたい。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問96(IPA)J-CRATに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:相談を受けた組織に対して、標的型サイバー攻撃の被害低減と攻撃の連鎖の遮断を支援する活動を行う。
要点:J-CRATは標的型攻撃の被害低減と連鎖遮断を支援
J-CRAT(サイバーレスキュー隊)はIPAが運営する組織で、標的型サイバー攻撃を受けた、あるいは兆候を相談してきた組織に対し、被害の拡大を抑え、他組織へ攻撃が連鎖することを断ち切るための支援を行う。分析結果を助言する立場であり、被害組織に代わって対応の主体となるわけではない。
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問81(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。