行列とは?ぎょうれつ
行列とは、数を長方形状に並べたもので、連立一次方程式や、図形の回転・拡大のような座標の変換をまとめて表す道具。行列どうしの掛け算(積)も決まっているが、数の掛け算と違い、一般に掛ける順序を入れ替えると結果が変わる(交換法則が成り立たない)。数の1にあたる行列を単位行列(掛けても相手を変えない行列)、数の逆数(2に対する1/2)にあたる行列を逆行列といい、逆行列を持たない行列もある。
最終更新:2026-10-10
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同じ規則で多数の数をいっせいに動かしたい場面では、式を一つずつ書き並べると手間が多く、書き間違いも起きやすい。そこで、Excelの表のように数を縦横に並べたものを一つのまとまりとして扱い、足し算や掛け算の決まりを定めた。たくさんの数を同じ手順でまとめて処理させるための道具である。
具体例
画像編集ソフトで図形を回転したり拡大したりする処理は、点の座標に行列を掛けることで表せる。回転してから拡大する、のように変換を重ねるときも、2つの行列を先に掛け合わせておけば1回の掛け算でまとめて適用できる。
試験での引っ掛け
ABとBAは一般に別物なので、順序を入れ替える設問に注意する。順序を入れ替えても結果が同じになるのは特別な組合せに限られ、代表例が単位行列との積(どちらの順でも元の行列のまま)と、行列とその逆行列との積(どちらの順でも単位行列)である。
出典・参考
公式シラバスの7 基礎理論 > 34. 応用数学 > (2) 数値計算,数値解析,数式処理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。