アップデートとは?あっぷでーと
アップデートとは、ソフトウェアを新しい状態に更新すること。特に、見つかった不具合や脆弱性(ソフトの弱点)をふさぐ比較的小さな修正を指すことが多い。機能の追加などバージョン自体が上がる大きな更新はアップグレードと呼び分ける。ip ではスマホやパソコンの基本的なセキュリティ対策として問われる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
ソフトには出荷後も弱点が見つかり、攻撃者はそこを狙う。弱点をふさぐ修正(パッチ)が配られても、当てなければ危険なまま残る。そのため「OSやアプリを最新に保つ」ことが利用者側の基本の対策になった。
具体例
Microsoftは毎月1回、Windowsのセキュリティ更新プログラムを定例で配布している。iPhoneでも「設定」からiOSのアップデートを当てる。会社のパソコンで更新を後回しにすると、既に修正済みの弱点を突くウイルス(マルウェア)に感染するおそれがある。
試験での引っ掛け
「OSはアップデートせず購入時のまま使う」は誤った対策(過去問の誤答選択肢)。また、データベースで同時に書き込んで更新が消える「ロストアップデート(更新の消失)」は排他制御の話で、ソフトの更新とは別の語。
関連用語
出た過去問
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問82(IPA)解説で登場
2台のPCから一つのファイルを並行して更新した。ファイル中の同一データ(データ1)に対する処理が①〜④の順に行われたとき、データ1はどの値になるか。ここで、デー…
正解:4
要点:同時更新では後の書込みが先の更新を消してしまう
どちらのPCも初期値5を読み込んでから計算しているため、PC-Aは15、PC-Bは4という結果を持つ。書込みは③でPC-Aの15、続いて④でPC-Bの4の順に行われるので、後から書いた4が最終的に残る。先に書かれた更新が上書きされて消えるこの現象を、更新の消失(ロストアップデート)と呼ぶ。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問80(IPA)解説で登場
ある在庫管理システムは、複数の入力を同時並行して処理し、在庫数を更新しているが、排他制御は行っていない。ある時点での在庫数が100であったとき、入力された二つの…
正解:150
要点:排他制御なしの同時更新は後の書込みが先の更新を消す(ロストアップデート)
排他制御がないため、両方の処理が更新前の在庫数100を読み込んでしまう。入庫側は100+50=150、出庫側は100-30=70をそれぞれ計算し、先に出庫側が70を書き込んだ後、入庫側が150で上書きする。結果として出庫の更新が失われ、在庫数は150になる。これが更新結果の消失(ロストアップデート)である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。