医療保険とは?いりょうほけん
医療保険とは、病気やけがで入院・手術したときに給付金が支払われる保険。生命保険会社・損害保険会社のどちらも扱える第三分野の保険。入院給付金には「1回の入院につき60日まで」といった1入院あたりの支払限度日数と、契約全体の通算限度日数が設けられている。
FP3級を最短で暗記・合格する →医療保険の具体例は?
入院日額5,000円・1入院60日限度の医療保険に入っている人が、10日入院すれば5万円が出る。公的医療保険の高額療養費で自己負担には上限があるため、差額ベッド代や食事代、収入減を補う位置づけで考えるのが実務的。
医療保険は試験でどう引っ掛けられる?
同じ病気で退院後180日以内に再入院すると「1回の入院」として通算されるのが一般的で、限度日数がリセットされない点が狙われる。また、日帰り入院や先進医療の扱いは商品ごとに違う。
医療保険と関連する用語は?
医療保険が出た過去問は?
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問39(IPA)解説で登場
がん保険では、一般に、( )程度の免責期間が設けられており、この期間中にがんと診断確定されたとしても、がん診断給付金は支払われない。
正解:90日間
要点:がん保険は加入後90日は保障されない
がん保険には一般に90日間(3カ月)の免責期間(待ち期間)があります。この期間中にがんと診断確定されても診断給付金は支払われず、契約自体が無効になるのが通常です。理由は、すでにがんの疑いを持っている人が加入してすぐ受け取る、という不公平を防ぐため。医療保険には通常この免責期間がなく、がん保険特有の仕組みです。「入ったから今日から安心」ではなく、保障が始まるのは約3カ月後だと押さえましょう。
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問48(IPA)
納税者が2012年1月1日以後に締結した生命保険契約により、一般の生命保険料控除の対象となる保険料、個人年金保険料控除の対象となる保険料および介護医療保険料控除…
正解:12万円
要点:新制度の生保料控除は各4万・合計12万円
2012年1月1日以後に締結した契約(新制度)では、生命保険料控除は①一般の生命保険料②個人年金保険料③介護医療保険料の3区分に分かれ、所得税ではそれぞれ最高4万円、3区分すべて使っても合計12万円が限度です。年間10万円ずつ払っても、1区分あたり年8万円超で頭打ちになるため4万円×3=12万円にしかなりません。住民税では各2.8万円・合計7万円が上限。旧制度(2011年以前の契約)は各5万円・合計10万円でした。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問16(IPA)
所得税において、病気で入院したことにより医療保険の被保険者が受け取った入院給付金は、非課税である。
正解:正しい(〇)
要点:入院・手術などケガや病気の給付金は非課税
正解は〇。病気やケガで受け取る入院給付金・手術給付金・通院給付金、さらにがん診断給付金や高度障害保険金などは、原則として非課税です。これらは儲けではなく「損害の穴埋め」だという考え方によります。受取人が本人でも配偶者などでも非課税です。一方、満期保険金や解約返戻金は増えた分に税金がかかるので、同じ保険から出るお金でも扱いが違う点を混同しないようにします。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問39(IPA)解説で登場
先進医療特約では、( )時点において厚生労働大臣により定められている先進医療が先進医療給付金の対象となる。
正解:療養を受けた日
要点:先進医療は「療養を受けた日」で判定
先進医療は国が認めた新しい治療法で、公的医療保険がきかず技術料が全額自己負担になるため特約で備えます。対象かどうかは「療養を受けた日」の時点で厚生労働大臣が先進医療と定めているかで判断します。契約時のリストで固定してしまうと、後から登場した治療に使えず特約の意味がなくなるためです。逆に契約時に対象でも、公的保険が使えるようになれば対象外になります。
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問32(IPA)
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。