健康保険とは?けんこうほけん
健康保険とは、会社員とその扶養家族を対象とする公的医療保険。全国健康保険協会が運営する協会けんぽと、企業などが作る健康保険組合がある。保険料は原則として労使折半で、業務外の病気・けが・出産・死亡が給付の対象になる。
FP3級を最短で暗記・合格する →健康保険の具体例は?
会社員が休日にスキーで骨折して入院した場合、健康保険から療養の給付を受けられ、窓口負担は3割で済む。さらに会社を4日以上休んで給与が出なければ傷病手当金の対象になる。専業主婦の妻や子どもは被扶養者として、保険料の追加負担なく給付を受けられる。
健康保険は試験でどう引っ掛けられる?
業務上・通勤途上のけがは健康保険ではなく労災保険の対象。健康保険が扱うのは「業務外」に限られる。また、被扶養者は人数が増えても保険料は変わらない点も、国民健康保険(人数分の均等割がある)との違いとして問われる。
健康保険と関連する用語は?
健康保険が出た過去問は?
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問32(IPA)
全国健康保険協会管掌健康保険の傷病手当金の支給期間は、同一の傷病に関して、その支給開始日から通算して最長で( )である。
正解:1年6カ月
要点:傷病手当金は通算1年6カ月まで
傷病手当金は、病気やケガで会社を休み給与が出ないときに健康保険から出る手当です。休んだ4日目から、おおむね給与の3分の2が支給されます。期間は支給開始日から「通算して」最長1年6カ月。以前は「開始日から1年6カ月の間」でしたが、2022年1月から実際に受け取った日を積み上げる通算方式になり、途中で復職していた期間は数に入りません。がん治療などで働いたり休んだりを繰り返す人に有利な改正です。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問32(IPA)
全国健康保険協会管掌健康保険に任意継続被保険者として加入することができる期間は、任意継続被保険者となった日から最長で( )である。
正解:2年
要点:任意継続は20日以内に申請・最長2年
会社を辞めると勤務先の健康保険を抜けますが、希望すれば「任意継続被保険者」として最長2年間だけ残れます。条件は退職日の翌日から20日以内に申し出ること。保険料は会社が半分出してくれていた分がなくなるため全額自己負担になります。2年たったら国民健康保険か家族の扶養へ移ります。「20日以内・最長2年」はセットで覚えます。
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問2(IPA)解説で登場
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問32(IPA)解説で登場
公的介護保険の第2号被保険者は、市町村または特別区の区域内に住所を有する( ① )以上( ② )未満の医療保険加入者である。
正解:① 40歳 ② 65歳
要点:介護保険の第2号は40歳以上65歳未満
公的介護保険は40歳になると全員が加入し、保険料を払い始めます。このうち第2号被保険者は、市区町村に住所がある40歳以上65歳未満で、健康保険や国民健康保険などの医療保険に入っている人です。65歳になると自動的に第1号被保険者へ切り替わります。第1号は原因を問わずサービスを使えますが、第2号は末期がんや脳血管疾患など加齢が原因の16種類の特定疾病で介護が必要になったときに限られます。
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問50(IPA)解説で登場
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。