探索的テストとは?たんさくてきてすと
探索的テストとは、テストの設計・実行・結果からの学習を切り離さず、実行して分かったことを次の設計へ即座に反映する反復を短い周期で繰り返す手法。事前に全ケースを文書化する進め方を補う位置づけで、仕様に書かれていない想定外の欠陥を見つけやすい。
最終更新:2026-10-06
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テストケースを事前に全部書き出す進め方は、何を確認したかが証跡として残る一方、仕様書に書かれた範囲の外へは出られない。実機を触って初めて「この操作を途中でやめたらどうなるか」と気付いても、その気付きを反映する場が手続きの中に無い。テスターの経験と観察を成果へ変える枠組みとして整理されたのがこの手法で、短い時間枠と目的を先に決めることで、勘に頼りながらも管理できる活動にしてある。
具体例
セッションベースドテストマネジメントでは、90分程度の時間枠(セッション)と対象を絞った目的(チャータ)を決めて実施し、やったことと発見をセッション記録に残す。JSTQBのシラバスでも経験ベースのテスト技法として位置づけられている。
試験での引っ掛け
計画を持たずに触るアドホックテストとは別物で、時間枠と目的を定め、実施内容と発見を記録に残す点で線が引かれる。テスト設計をしないのでもなく、設計・実行・学習を同時に回すところが、事前に全ケースを文書化するスクリプトテストとの分かれ目。網羅性の証跡にはならないので、これだけを受入れの根拠にはできない。
関連用語
出た過去問
出典:令和2年度 10月試験 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22(IPA)
探索的テスト技法の説明はどれか。
正解:経験や推測に基づいて、重要と思われる領域に焦点を当ててテストし、その結果を基にした新たなテストケースを作成して、テストを繰り返す技法
要点:探索的テストは実行結果を基に設計を繰り返す反復手法
探索的テストは、テストケースを事前に詳細まで作り込まず、テスト対象を動かしながら学んだことをその場で次のテストの設計に反映していく手法である。経験や推測から重要と思われる領域に狙いを定め、実行結果を見て新たな観点を追加する、という設計と実行の反復が特徴である。仕様が固まりきらない場面や短期間での欠陥発見に向く。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。