同値分割・限界値分析とは?どうちぶんかつ・げんかいちぶんせき
同値分割は、入力を結果が同じになるはずのグループ(同値クラス)へ分け、各クラスから代表値を1つずつ選ぶ技法。限界値分析は、誤りが境界付近に集中する経験則を使い、境界とその前後を選ぶ技法。どちらも仕様だけを根拠に選ぶブラックボックステストで、少ない件数で欠陥を捕まえることを狙う。
最終更新:2026-10-06
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取りうる入力を全部試すのは不可能で、16ビットの引数が2つあるだけで約43億通りになる。かといって適当に選べば、通る箇所ばかり何度も踏むことになる。仕様が同じ扱いをする範囲は1件試せば足りる、という割り切りで件数を落とすのが同値分割、そのうえで不等号の向き違いやオフバイワンが実際に集中する場所へ重点を移すのが限界値分析。組込みではセンサ値の飽和やカウンタの折返しがそのまま境界になるため、この二つで拾える欠陥の比率が高い。
具体例
有効範囲が1〜100なら、同値分割で有効クラスの代表50と、無効クラスの−5・200を選び、限界値分析で0・1・100・101を加える。16ビットカウンタなら65534・65535・0という折返しの前後、符号付き8ビットなら127と−128が、同じ理由でそのまま試験項目になる。
試験での引っ掛け
ブラックボックスの技法なので、内部の分岐や経路は見ない——命令網羅や分岐網羅と混同しやすい。限界値は境界の内外の両方を採るのが要点で、1〜100なら0・1・100・101の4点。外側だけ、内側だけでは不足する。同値分割も有効同値クラスと無効同値クラスの双方から代表を採る必要があり、有効側だけ並べても網羅にならない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。